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高齢者虐待

高齢者に対する虐待は、暴行等を受ける身体的なものだけではありません。虐待は5つに分類されています。

  • 身体的虐待
    殴られたり・蹴られたり・つねられたり・押さえつけられたり等の暴行を受け、身体に外傷・内出血(アザ)・うちみ・ねんざ・骨折・やけど等の傷跡が見受けられる場合です。
  • 心理的虐待
    言葉による暴力(侮辱・脅迫等)や、家庭内での無視等によって心理的に不安定な状態に陥り、日常生活の遂行に支障をきたす程のおびえなどの精神状態が見受けられる場合です。
  • 性的虐待
    高齢者が性的暴力または性的いたずらを受けたと見受けられる場合です。
  • 介護放棄
    日常の必要な介護をしなかったり、病院に連れて行かなかったり、適切な食事を与えなかったりする場合です。
  • 経済的虐待
    高齢者の資産・収入を奪う場合です。高齢者の年金を奪って使い込んだり、預貯金を勝手に引き出して使ってしまったりする場合です。

弁護士は、そういった高齢者虐待に対して、虐待防止のための助言・指導をしたり、虐待者に対して内容証明郵便で警告書を送付するなどして交渉をしたり、調停や仮処分などの裁判手続きを利用したりします。

Q&A 多くの方々から頂く代表的なご質問

高齢者虐待の疑いがあるケースを発見したときは、どうしたらよいでしょうか?

市区町村の地域包括支援センターに通報・相談するか、もしくは、弁護士に相談してください。東京弁護士会が運営している高齢者・障がい者総合支援センター(オアシス)では、高齢者虐待に関する相談にも対応しています。虐待によって紛争が生じてしまった場合などには、オアシスの弁護士が紛争解決を受任します。

ご相談はこちらまで

東京弁護士会 高齢者・障がい者総合支援センター(オアシス) TEL 03-3581-9110
高齢者障がい者ご本人、ご家族の方、その他関係者の方からの電話相談を受け付けています。
お気軽にご相談ください。
東京三会 立川法律相談センター TEL(予約) 042-548-1190
高齢者・障がい者専門の相談窓口です。