アクセス
JP EN
東日本大震災 東弁は被災地の復興を応援しています東日本大震災 東弁は被災地の復興を応援しています

福岡県弁護士会から3回目の被災高校生特別義援金の寄付をいただきました(望月 秀一)

 東京弁護士会では、東日本大震災被災により父親や母親を亡くした被災高校生140名を支援する「被災高校生特別義援金 ~共催:福岡県弁護士会 愛知県弁護士会~」という活動を行っています。これは、被災高校生140名が卒業するまで毎月15,000円の義援金を支給するというものであり、現在は震災当時高校1年生(現高校2年生)、高校2年生(現高校3年生)であった92名の被災高校生に対し義援金を毎月支給しています。

 被災高校生特別義援金活動には、これまでに数多くの弁護士、法律事務所職員、一般市民、各種団体といった方々から寄付をいただきました。特に、福岡県弁護士会と愛知県弁護士会からは東京弁護士会の被災高校生特別義援金活動に共催の申し出があり、両会からそれぞれ数百万円単位の寄付をいただきました。皆々様のご厚意に、心からお礼申し上げます。

 福岡県弁護士会からは、先日11月1日にも2,105,135円もの多額の寄付をいただきました。今回いただいた寄付は昨年12月、本年3月に続き3回目となります。

 本年3月に被災高校生特別義援金活動の共催と寄付のお礼のため福岡県弁護士会を訪問したとき、被災高校生義援金活動のポスターを福岡県弁護士会の会館内に貼っていただくなど福岡県弁護士会が会をあげて本義援金活動に協力いただいていることと、本義援金活動の、特に被災高校生本人に直接義援金が渡ることについて賛同されたことを、福岡県弁護士会の役員の方々からお聞きしました。大震災により父親や母親を亡くしたという困難な状況の中でも前向きに勉学に励む被災高校生に対する、福岡県弁護士会の方々からの温かいお気持ちを強く感じた訪問でした。

 今回の福岡県弁護士会からの寄付金は、現在義援金を支給している被災高校生が卒業する学年末の義援金支給の増額分に使わせていただく予定です。お手紙等を通じて、被災高校生や被災高校生のご父兄の置かれている状況や気持ちに接している担当事務局としては、今回の九州・福岡県弁護士会の方々からの重ね重ねのご厚意にとても感謝する次第です。東北の被災高校生やそのご父兄達も、とても喜んでいる姿が目に浮かびます。

(東京弁護士会事務局 望月秀一)

東日本大震災 東弁は被災地の復興を応援しています トップヘ戻る