- 東京弁護士会 両性の平等に関する委員会編
- ■発行者 (社)商事法務研究会
- ■発行日 2001(平成13)年2月9日
- ■定 価 2,100円(税別)
- ■目 次
- 第1部 ドメスティック・バイオレンス
- 第1章 ドメスティック・バイオレンスとは
- ■発行者 (社)商事法務研究会
- 第1 ドメスティック・バイオレンスの本質・今日的状況
- 第2 ドメスティック・バイオレンスの実態
- 第3 ドメスティック・バイオレンスの原因
- 第2 ドメスティック・バイオレンスの実態
- 第2章 相談マニュアル
- 第1 相談にあたって
- 第2 援助制度のあらまし
- 第3 民事手続
- 第4 刑事手続
- 第5 被害者,加害者への援助,ケアの必要性・その他の注意事項
- 第2 援助制度のあらまし
- 第2部 セクシュアル・ハラスメント
- 第1章 セクシュアル・ハラスメントとは何か
- 第1 セクシュアル・ハラスメントと概念形成の経緯
- 第2 セクシュアル・ハラスメント問題の本質
- 第3 セクシュアル・ハラスメントの概念
- 第4 現行法におけるセクシュアル・ハラスメントの定義
- 第5 法益侵害の程度による分類
- 第2 セクシュアル・ハラスメント問題の本質
- 第2章 セクシュアル・ハラスメント対策
- 第1 セクシュアル・ハラスメント相談
- 第2 交渉・訴訟の注意点
- 第3章 キャンパス・セクシュアル・ハラスメント
- 第1 キャンパス・セクシュアル・ハラスメントの特徴
- 第2 相談および事件受任にあたっての注意点
- 第3 法的な責任の追及
- 第4 最近の主な裁判例
- 第2 相談および事件受任にあたっての注意点
- 第4章 使用者,管理者への啓蒙
- 第1 使用者,管理者への啓蒙の必要性
- 第2 話をするポイント
- 第3 防止策の策定手順
- 第2 話をするポイント
- 第5章 判例要旨
- 第6章 文献一覧
- 第7章 書式例
- 第6章 文献一覧
■紹介文
ドメスティック・バイオレンス(夫・恋人からの暴力。DV)については、平成13年4月6日にDV防止法が成立し、セクシュアル・ハラスメントについては、平成11年4月1日から施行された改正男女雇用機会均等法において、職場におけるセクシュアル・ハラスメント防止について事業主に雇用管理上の配慮が義務づけられました。
この2つは、行為のなされる場所も態様も異なりますが、ともに男性から女性に対してなされる力の行使で、社会の中に形成されてきた性差別意識の表れという点で共通しています。
この本は、DV事件、セクシュアル・ハラスメント事件の相談を受けた弁護士が、相談にあたってどう対応すべきか、又、受任の際の注意点、、事件処理の方法など、具体的なマニュアルを解説したものです。これらの事件は、社会の中に長い間存在していながら、問題として取り上げられることは、それまでほとんどありませんでした。そのため、DVやセクシュアル・ハラスメントを正面切って取り上げた事件を経験した弁護士は、非常に少ないのが現状です。この本は、1人でも多くの弁護士が、DVやセクシュアル・ハラスメントについて十分理解し、的確な事件処理ができるよう、東京弁護士会両性の平等に関する委員会の委員が分担して執筆したものです。
事件を全く扱ったことのない弁護士を想定して、事件の社会的背景、特殊性を説明し、被害者の心理状態への配慮、避難のさせ方、援助制度の説明など、これまでは弁護士が関わってこなかった裁判外の関連分野にも詳細な説明をしています。
又、法的な責任の追及、民事事件の進め方、DV事件では接近禁止の仮処分、刑事事件など、具体的なアドバイスをし、判例要旨、文献一覧、書式まで掲載してあります。
セクシュアル・ハラスメントでは、キャンパス・セクシュアル・ハラスメントや使用者、管理者への啓蒙についても章を独立させています。
この本は、DVとセクシュアル・ハラスメントを1冊にまとめた所に特徴があり、又、セクシュアル・ハラスメントでは、顧問弁護士として雇用者側から事件を未然に防ぐための方法を相談された際にも役立つと思います。
又、この本は、わかりやすく、具体的にアドバイスをしていますので、被害者の方や福祉関連施設の担当者の方にとっても解決の手がかりとなってくれるものと思います。
以上
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