社外役員就任を含む自身のキャリア形成について考える

コーポレートガバナンス・コードは、企業に「人材の多様性確保」を求め、機関投資家も女性役員の有無を投資判断の目安の１つにするようになりました。上場企業役員における女性の割合は約９％となり、社外取締役の割合を増やそうとする企業などが監査等委員会設置会社に移行する流れが強まっていることもあり、近年、新任の役員就任に関して監査等委員となる例が増加しています。

そこで、監査等委員についての著作や講演を行い、自らも豊富な社外役員の経験を有する太子堂厚子会員に講演をいただき、基本的な内容も含め、監査等委員制度特有の留意点及び社外役員としてのガバナンスへの関与のあり方等について学ぶセミナーを企画しました。また、金融機関や行政庁での業務経験を持ち、大手企業の社外役員も務める中央大学大学院教授の杉浦宣彦氏より、外部的な視点から、社外役員として弁護士に期待される役割を講演いただきます。

セミナーの後半では、パネルディスカッションに代えて質疑応答を行います。会場開催ならではのリアルな体験についての質問を予定しています。奮ってご参加ください。

日時

２０２３年９月２０日（水）１７時～１９時（開場１６時４５分）

場所・実施方法

弁護士会館３階３０１会議室（会場参加のみ・先着１００名）

対象

弁護士

申込方法（9/13〆）

申し込みは、こちらのフォームよりお申し込みください。
※定員１００名、定員に達した場合は先着順とさせていただきます。
※参加費は、無料です。

セミナー内容　

１．監査等委員制度特有の留意点及び社外役員としてのガバナンスへの関与のあり方
　　太子堂厚子（たいしどう・あつこ） 氏　　
　　森・濱田松本法律事務所パートナー弁護士（東京弁護士会会員）

　　＜経歴＞
　　1999年 東京大学法学部卒業、2001年弁護士登録、
　　森綜合法律事務所（現・森・濱田松本法律事務所）入所。主な著作として
　　『Q&A監査等委員会設置会社の実務〔第２版〕』（株式会社商事法務、2021）ほか多数。
　　JCOM株式会社社外監査役、ピジョン株式会社監査役、株式会社T&Dホールディングス社外
　　取締役・監査等委員　等

２．社外役員として弁護士に期待される役割とは～外部の視点から
　　杉浦宣彦（すぎうら・のぶひこ） 氏　　
　　中央大学大学院戦略経営研究科教授

　　＜経歴＞
　　中央大学大学院法学研究科民事法専攻博士後期課程修了（博士（法学））。
　　香港上海銀行コンプライアンスオフィサー、金融庁金融研究センター　研究官、JPモルガン
　　証券シニアリーガルアドバイザーを経て、現在、中央大学大学院戦略経営研究科教授。
　　株式会社サンドラッグ社外取締役。

３．質疑応答～パネルディスカッションに代えて
　　司会・コーディネーター　坂本慎之介　弁護士（東京弁護士会男女共同参画推進本部委員）

◆セミナー詳細は、こちら。

◆東京一時保育サービスをご利用いただけます。
　ご希望の方は、8月31日までに、お電話にてご連絡ください。

お問い合わせ

東京弁護士会人権課　男女共同参画推進本部　TEL：03-3581-2205

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