東京弁護士会
消費者問題特別委員会

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講師による実施レポート

更新日:2014年4月10日

◆レポート①(都内私立高校・派遣弁護士2名)

対象は高校1年生、約30人程度で、夏の選択講義ということで14時~17時まで行いました。
なるべく生徒参加型の講義をとのご希望がありました。
そこで、「契約」概念の説明と消費者保護法制(後半につなげるために特商法など)について簡単に説明したあと、外国語会話教室の判例を素材にして、原告側・被告側どちらの言い分が正しいと思うか、理由を付けて考えてもらい、グループごとに結論と理由を発表してもらいました。
考えるための材料として関係する条文などは取り上げて説明した上で臨んでもらいましたが、「法律の趣旨からすれば~」とか、「英会話教室というものの性質からすると~」など、なかなかポイントを押さえた理由も挙げてくれて、非常に充実したディスカッションでした。

後半は、情報力・交渉力ある大企業に対して個人側の権利をどう実現していくかといった観点から、原子力損害賠償の問題を取り上げました。
現地の様子を写真やビデオで見ることにより現状を認識してもらい、その上で、精神的損害として何が考慮されるべきか、再びグループごとに話合い、発表してもらいました。生徒さんなりに、いろいろと想像して意見を言ってくれていました。また、金額の妥当性や不動産の賠償の問題、時効の問題についても触れられていました。
震災被害はまだまだ解決していない、ということを考えてもらえたのではないかと思います。

長時間でしたが、生徒参加型によりメリハリがついて、飽きずに聞いてもらえたように思います。

◆レポート②(都内私立中学校・派遣弁護士2名)

中学3年生約130名を対象に、午前10時30分~12時20分(2コマ)で実施しました。

内容は、まず、消費者トラブルのイメージを持っていただくため、キャッチセールス(ジュエリーモデル)のシナリオを数名の生徒さんに演じていただきました(演劇部らしく、熱演でした!)。観ている生徒さんも含めて盛り上がりました。そして、シナリオを題材に、「契約」や「悪徳商法とその救済」について、パワーポイントを使用してお話をしました。

さらに、SNS、インターネットのトラブルも取り上げました。
事前にアンケート(悪徳商法についての質問、ネット被害についての質問など)をお配りしておき、その回答内容について触れて終了しました。

今回は対象が中学生でしたが、社会科で契約等について既習で、ある程度の知識をお持ちでしたし、裁判傍聴(社債詐欺の刑事事件だったらしい)にも出かけたこともあるそうで、関心を持って聞いていただけたように思います。
また、学校の先生方からは、SNSの話が興味深かったとの感想をいただきました。どこの学校の先生方も最近の関心事のようですね。

◆レポート③(都内私立高校・派遣弁護士2名)

高校3年生約120名を対象に、午前8時40分~10時30分の2コマで実施しました。

1コマ目と2コマ目の前半は、パワーポイントの資料を使用して講義を行いました。講義の前半は、どのような消費者トラブルがあるのか、なぜ被害に遭ってしまうのかといった点や、生徒さんに興味を持ってもらえるSNSなどのインターネットのトラブルについて説明をしました。
講義の後半は、契約とは何かについて身近な例などを出して説明したり、悪質商法で被害に遭ったときの対応策について説明したりしました。

2コマ目の後半は、数名の生徒さんにも参加してもらい、3問の消費者トラブルに関するクイズを行いました。参加してくれた生徒さんもはきはきと話してくれましたし、他の生徒さんもしっかりと手を挙げて回答してくれました。

◆レポート④(都内公立高校・派遣弁護士3名)

時間は50分、高校1年生約240名を対象にパワーポイントを使用して講義形式で実施しました。

まず、事前におこなったアンケートの結果についての解説、契約の基本的知識の説明、クーリングオフ制度の説明、東京都消費生活総合センターの紹介をしました。

次に、SNSでの被害事例(サクラサイト)、ブログへ写真を載せる場合の問題点、ブログでの名誉棄損事例、インターネットの注意点を説明しました。

また、振り込め詐欺の加害者にならないためにというテーマで、高校生が振り込め詐欺の受け子をした事例について話をしました。

最後に事前アンケートで書いてもらった標語から大賞を生徒さんたちに選んでもらいました。標語は①被害にあわないため、②悪いことを思いとどまらせるため、の2つをテーマに作成してもらい、とても盛り上がってくれました。

生徒さんはよく話を聞いてくれていて、特に、サクラサイトの具体的事例の話はかなり熱心に聞いてくれていました。やはり、高校生は、インターネット・SNS関係の話に一番興味を持つのだなという印象を受けました。

◆レポート⑤(都内公立中学校・派遣弁護士4名)

中学3年生約200名を対象に、50分授業を同時進行2クラス×2時限で、計4クラス回る方式で実施しました。
テーマは、①インターネット被害、②悪質商法対策、です。

学校の先生から聞いた話ですが、最近LINEの利用者が増えているが、①LINEで仲間内だけ限定のつもりで流したプライベート情報が外に漏れて生徒さん同士がケンカになったり、②保護者も入っているグループなのに生徒さんが授業中にLINEに投稿してしまう等の問題があり、これが講座実施の背景にあったようです。

FacebookやTwitterをしている方は数名でしたが、LINEは相当割合の生徒さんがやっていました。LINEに対する知識は、学校側のニーズからも不可欠なようです。

◆レポート⑥(都内公立高校・派遣弁護士2名)

高校2年生約200名を対象に、約90分間(2コマ分)の講義を行いました。

まず、各種悪質商法(キャッチセールス、架空請求、マルチ商法)に関する具体的事例を寸劇風に仕立てたシナリオを題材としたクイズ(4題)を行いました。
シナリオを演じた生徒さんの熱演や先生方の積極的なご協力もあって、熱心に取り組んでいる様子でした。また、授業でクーリング・オフに触れているとのことであり、そのためか、クイズの正答率が非常に高かったのが印象的でした。

続いて、クイズのおさらいもかねて、契約一般についての説明や、消費者保護のための法制度についての説明を行い、最後に、インターネットやSNSに関するトラブル等についての話をしました。
先生方も、SNS等を通じて知り合った人の誘いに乗って、詐欺事件等の犯罪に高校生が関わってしまう実情を懸念されておられましたので、実際の事件の新聞記事を紹介するなどして、報酬等につられて安易に犯罪に加担する結果とならないよう注意が必要である旨の話もしました。

◆レポート②(都内私立中学校・派遣弁護士2名)

 

中学3年生約130名を対象に、午前10時30分~12時20分(2コマ)で実施しました。

 

内容は、まず、消費者トラブルのイメージを持っていただくため、キャッチセールス(ジュエリーモデル)のシナリオを数名の生徒さんに演じていただきました(演劇部らしく、熱演でした!)。観ている生徒さんも含めて盛り上がりました。そして、シナリオを題材に、「契約」や「悪徳商法とその救済」について、パワーポイントを使用してお話をしました。

 

さらに、SNS、インターネットのトラブルも取り上げました。

事前にアンケート(悪徳商法についての質問、ネット被害についての質問など)をお配りしておき、その回答内容について触れて終了しました。

 

今回は対象が中学生でしたが、社会科で契約等について既習で、ある程度の知識をお持ちでしたし、裁判傍聴(社債詐欺の刑事事件だったらしい)にも出かけこともあるそうで、関心を持って聞いていただけたように思います。

また、学校の先生方からは、SNSの話が興味深かったとの感想をいただきました。どこの学校の先生方も最近の関心事のようですね。

 

 

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