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【報告】LAWASIAとの共催ウェビナーを開催しました(9/15)

2022 年9月15日、当会とLAWASIA(The Law Association for Asia and the Pacific※ )との共催ウェビナーが開催されました。
そして、本ウェビナーには、GDPRの施行後、近年重要性を増しているデータプロテクションの領域を各国横断的に検討できるように、「"The latest situation of Asian Nations regarding Data Protection Laws - From a comparative perspective with GDPR and Chinese data protection laws -"(データ保護法に関するアジア各国の最新の状況 - GDPRと中国データ保護法との比較の視点から-)」がその題材として設定されました。

※アジア・太平洋地域の法曹団体および法律家の団体です。1966年にオーストラリアのキャンベラで設立され、現在、事務局はオーストラリアのシドニーに置かれています。

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LAWASIA 資料より引用

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1.Opening Speech、1st session 及び全体司会について

オープニングスピーチは、当会の吉田修副会長が務め、当会の紹介やLAWASIA との今後の関係への抱負を語りました。
その後、1st session については、当会の広瀬元康会員(国際委員会)がモデレーターを務め、当会の澁谷彰平会員(国際委員会)のほか、LAWASIA より、 Mr. Henning von Zanthier 氏(ドイツ)、Ms. Maria Conception 氏(フィリピン)、Ms. Yingyu Wang 氏(シンガポール)の3名がスピーカーを務め、GDPR との比較の視点を踏まえセッションを行いました。
なお、全体司会については、LAWASIAとともに本セミナーの企画構成を行った当会の三好慶会員(国際委員会副委員長)がこれを務めました。

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2.2nd session 及びクロージングリマークスについて

2nd session については、LAWASIA 事務局長の Dr. Gordon Hughes 氏(オーストラリア)がモデレーターを務め、当会の森啓太会員(国際委員会)のほか、 LAWASIA より、Mr. Henry Chen 氏(中国)、Ms. Vrinda Bhandari 氏(インド)、Mr. Johhanes Sahetapy 氏(インドネシア)がスピーカーを務め、中国データ保護法との比較の視点を踏まえセッションを行いました。
また、クロージングリマークスは、当会とともに本セミナーの企画構成を務めたLAWASIA の Communication, Data Protection and Technology Law committee の委員長である Dr. Sunil Abeyaratne 氏(スリランカ)がこれを務め、データ保護分野における豊富な知見に基づくセミナー全体の総括を行いました。


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本共同セミナーは、当会と LAWASIA との関係強化に向けた、昨年 5月のトップ会談を受け、当会国際委員会とLAWASIA の Communication, Data Protection and Technology Law committee とが顕密に協力のうえ開催されたものです。
当日は、228 名という多数の視聴者が参加のうえ盛況のうちに終了し、その参加者数は、当会の開催するセミナーとしては、最大規模のものとなりました。
また、当初の開催目的のとおり、当会とLAWASIAとの関係強化に大きく寄与することとなりました。
なお、当日のウェビナーの動画データは、当会の活動実績として、公開しております。当日見逃された方は、こちら(youtubeへ遷移します)よりご視聴ください。

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