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障がい者とは

「めが見えない」「足が欠損している」「知的に遅れている」などの「疾病」「損傷」は第一次的には障がいの指標です。
しかし、現在、障がい者の「障がい」とは、
「点訳やパソコンデータが用意されれば文書を読んだり、聞いたりできるにも関わらずそれがないために、一般市民なら入手できる情報が入ってこない」
「市民が自由に出入りできる公共的施設であるにも関わらず、入り口に段差があり、スロープがないため車椅子に乗った人が入れない」
「抽象的な概念を理解するのが苦手で、急激な環境変化が苦手な知的発達障がい者が入った職場の工場で、『液剤を適当に混ぜ合わせて作って』などの抽象的指示で混乱し、指示する人が日々変わるので職場に何時までも馴れず、退職せざるを得ない」
などのように、 適切な支援、合理的配慮があれば可能な社会参加が困難となっている、その「社会の側の配慮の欠如」こそが「障がい」の本質であるという理解が進んでいます。
従来、障がいには大きく分けて身体障がい、知的障がい、精神障がいがあると言われてきました。
しかし、あまり硬直的に考えると、支援の制度の対象に入らないことが支障となります。そのため、高次脳機能障がい、様々な難病、慢性疾患その他、社会的支援が必要な人を包括的に把握できる障がい把握が模索されています。

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東京三会 立川法律相談センター
高齢者・障害者専門相談 TEL(予約) 042-548-1190