東京弁護士会
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原発事故被災地視察報告②(本澤陽一)

*本記事は原発事故被災地視察報告①の続きです。

(3)浪江町
・地震そのものによる建物の損傷も小さくなかった(浪江町の震度は6強)。そのまま住民が避難して戻っていないため、朽廃している建物が少なくない。
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・今年3月までは国の負担で建物が解体されるため、損壊が少なくても解体する家が多い。
・浪江駅前のモニタリングポストでは0.268μ㏜/hの表示。浪江町中での放射線量は0.5~0.6μ㏜/hであった。

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・常磐線は竜田~小高間が不通になっているが、今年4月1日に浪江~小高間が運転を再開する予定である。(運転を再開しても、営業的に採算が取れるのか疑問もあるが、政策的な意味もあると考えられる。)

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・当日は仮設商店街や居住制限区域内でも人影が多く見られたが、鎌田先生によれば、お彼岸のため?で、普段はもっと人が少ないとのことであった。

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(4)双葉町、大熊町
・帰還困難区域に入ると線量が高い。鎌田先生が持参した線量計は2μ㏜/hを超えると警報音が鳴る設定とのことであったが、何度も警報音が鳴った。
バス車内でも2.8~4μ㏜/hを観測した。(なお、避難指示解除の目安とされる年間20m㏜は、毎時に換算すると2.25μ㏜/hとなる。)
・随所にバリケードが設置され、許可が無ければ進入できない。
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・帰還困難区域は原則として除染をしないため、田畑だった場所は放置されて荒廃が進んでいる。人が住んでいないので朽廃が進んでいる建物も多い。

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