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公害・環境特別委員会

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法教育授業レポート(2016.6.11)

環境出前授業 2016.6.11 @都内公立中学校

2016年6月11日、都内の公立中学校を訪問し、1年生全5クラス、約150人の生徒さんたちを対象に動物の殺処分をテーマとした出前授業を行ってきました。

1コマ目は、全クラスが体育館に集合し、犬や猫と人間とのかかわり、殺処分の現状、動物愛護法改正、ブリーダーやペットショップの問題点、地域猫やTNR活動等について、スライドショーを用いた講義を行いました。
生徒さんたちは講師の弁護士の問いかけに手を挙げて答え、前のめりになって熱心に講義を聴いていました。

2コマ目は、教室に戻り、各クラスに1~2名の弁護士が付いてディスカッション形式の授業を行いました。ここでは、5~6名程度のグループに分かれて、ペットの飼い主として飼う前にどういったことを考えるべきか、飼っている最中はどんなことに気を付ければよいか、どうしても飼えなくなったらどうすればよいかについてディスカッションを行いました。

ペットを飼っている子は自分の経験を踏まえて、飼っていない子は想像力を働かせて、議論をしていました。中学生活が始まってまだ約2か月の生徒さんということもあって、活発な議論ができるか不安な部分もありましたが、そんな懸念を吹き飛ばすほど皆さん活発に意見を言っていました。

これらの意見を講師の弁護士がまとめてコメントを加え、さらに理解を深めてもらいました。

また、講義の最後には自由な質問の時間を設け、生徒さんたちからは、「バッチを見せてほしい」「法廷に立つときは緊張するのか」「給料はいくらもらっているのか」等の質問が出ました。

生徒さんたちが少しでも動物のことを考え、また私たち弁護士の活動を理解してもらうきっかけになったようで、とてもうれしく思います。

また、公開授業の日だったため、保護者の方等にも聴講していただけました。

あっという間に時間が過ぎ、私たちもとても楽しく授業を行うことができました。

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