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民事介入暴力対策特別委員会

民事介入暴力対策特別委員会

 

特殊詐欺の被害者救済

気をつけて!!

「 おばあちゃん、オレだけど。実は会社の金を無くしちゃってさ。今すぐ〇〇〇万円が必要なんだ。お金を用意できないと会社をクビになっちゃう。すぐに返すから、ちょっとの間だけ立替えてよ。 」

「 あなたは権利を譲っただけかも知れませんが、それは違法な名義貸しですよ。このままだとあなたは逮捕されます。これを解消するには、一旦、あなたから実際にお金を送金して頂く必要があります。お金はすぐに返金しますので、ご安心ください。 」

「 あなたの銀行口座が不正に利用されている疑いがあります。新しいキャッシュカードと交換しなければなりません。調査員がご自宅に伺いますので、今お持ちのキャッシュカードをご準備ください。 」

これらはすべて詐欺の手口です。オレオレ詐欺・金融商品詐欺・カード詐欺などで犯人側が被害者を騙すために、電話口で話したウソの説明です。

暴力団が特殊詐欺に関わる?

こうした特殊詐欺の被害は、警察庁発表によれば令和2年で約277億円に上り、依然として高齢者を中心に多額の被害が発生しています。
特殊詐欺の背後には、暴力団員などの反社会的勢力が関与している場合も多く、それらが被害を拡大させる一因となっています。そうした特殊詐欺グループでは多くの場合、暴力団関係者が上位者又は背後者として関与し、暴力団の威力を巧みに利用して、受け子や出し子、さらには架け子といった実行犯を組織し、特殊詐欺を敢行している構図があります。

当委員会に相談してください!

当委員会では、暴力団員など反社会的勢力が関与して行われた特殊詐欺に対し、被害回復のための活動をしています。事案に応じて、暴力団員やさらにその上位にいる組長、指定暴力団の代表者らに対し、民事で損害賠償請求訴訟を提起するなどして、被害者が損害を回復できるよう被害救済に向けた活動をしています。

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