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民事介入暴力対策特別委員会

民事介入暴力対策特別委員会

 

民事介入暴力対策特別委員会委員長のご挨拶

当委員会のホームページをご覧いただきありがとうございます。

当委員会の規則に掲げる目的は,「民事介入暴力による被害者の救済及び被害の事前防止」ですが,活動内容を平たく言うと,暴力や恐怖の力を利用して,不当な利益を得ようとすることや人々を困らせることを防ぎ,究極的にはそのような理不尽なことを世の中から無くすための活動ということになります。

民事介入暴力と一口にいっても,その主体は暴力団等の反社会的勢力によるものから,いわゆるヘビークレーマーに類するものまでさまざまです。また,近年の反社会的勢力は,警察等による対策を逃れるべく,潜在化・巧妙化を進め,いわゆる半グレを利用するなどをしてその実態が分かりにくくなっていることから,資金源対策,被害抑止,被害救済の各場面において,その活動する分野は多岐にわたります。
例えば,資金源対策一つをとっても,企業を代理して取引を謝絶するだけでなく,近年,暴力団の主要な資金源となっている特殊詐欺を抑止するため,事件に直接関与していない最上位組長に対して損害賠償請求訴訟を数多く提起することや,暴力団の伝統的資金源であるみかじめ料の対策を行うなど,さまざまです。
また,暴力団の拠点である組事務所の撤去なども,警察の協力を得ながら行っております。

こういった,反社会的勢力と直接対峙する活動以外にも,暴力団を離脱した元暴力団員が,社会にうまく適合できずにアウトロー化する傾向を止めるべく,暴力団からの離脱・社会復帰支援を行ったり,反社会的勢力が,闇バイトと称して青少年を組織犯罪に加担させたり,青少年が反社会的組織に加入することを阻止すべく,青少年教育にも注力しております。
また,行政や学校現場における解決困難案件(ヘビークレームやモンスターペアレント問題)にも積極的に取り組んでおります。

このように,当委員会が対処すべき問題は,社会のニーズに従い,年を追うごとに変容・拡大しており,その期待の大きさを実感するとともに,当委員会に所属するメンバーは,こういったニーズに応えるべく日々研鑽と実践を重ねております。
是非,当委員会に興味を持っていただけたら幸いです。

民事介入暴力被害者救済センターの運営

東京弁護士会では、民事介入暴力の被害に遭っている、あるいは遭うおそれがある方々の安全を守り、被害がより深刻化することを防ぎ、蒙った損害を回復することを目的として、民事介入暴力被害者救済センターを設置しており、当委員会は、救済センターの設置・運営を行っています。

民事介入暴力って、なに?
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