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弁護士業務改革委員会

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【遺言相続法律支援PT勉強会開催の報告】遺言の特定性

2023年5月開催 テーマ「遺言の特定性」

2023年5月8日19時より、東京弁護士会弁護士業務改革委員会・遺言相続法律支援PT内における勉強会を実施しました。
今回の本勉強会のテーマは、遺言の特定性です。担当は、湯山花苗弁護士(城北法律事務所、66期)です。

自筆遺言の場合、まれに遺言の内容が不明慮であったり、受贈者がだれなのか特定が不足している場合があります。そのような場合は、せっかく遺言が存在していても、金融機関や登記官が遺言に基づく処理をしてくれないため、容易には遺志を実現できません(実現するために裁判を必要とします)。

今回の勉強会では、遺言執行者としての基本的な権利義務について確認し、遺言の内容に疑義が生じて遺言執行ができなかった場合の実務上の処理(登記官への上申書の文案や、登記請求訴訟の提起の場合に、相続人らに訴訟告知をすべきか等)について、意見を交わしました。

次回以降も、勉強会で議論されたテーマや内容等を報告していきます。

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