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2018年度市民交流会 最高裁判所見学レポート
日時:2018年11月16日 14:50~16:45
場所:最高裁判所
市民メンバー参加人数:17名
2018年度の6回目の企画は、最高裁判所見学でした。
筆者は永田町駅を降り、最高裁判所の敷地に沿ってぐるっと回って正門に集合しました。
今回の見学では、最初に裁判所に関するビデオ上映を観た後、建物内を案内していただき、最後に最高裁判所裁判官の岡部喜代子判事にお話ししていただきました。
15名の裁判官席が並んだ大法廷は、前壁と後壁のタペストリー、41メートルの吹き抜けの天井から差し込む自然光などの影響も相まって厳粛な雰囲気が漂っており、非常に見応えがありました。
岡部判事は、裁判官から大学教授などを経て最高裁判所の判事になられた方で、法科大学院で教鞭をとられていたときの講義のようなスタイルで、あらかじめお伝えしていた市民メンバーからの多数の質問に一つ一つ丁寧にお答えいただきました。
最高裁判所の判事に質問し、お話を聴く機会はなかなかございませんので貴重な体験をさせていただきました。
以下、参加された市民メンバーからいただいた感想等をいくつかご紹介させていただきます。
【感想抜粋】
・最高裁判所は、外観からも石造りの直線的で堅牢な佇まいから荘厳な空気が漂っていましたが、中に入ると石造りのためか空気がひんやりとして一層身が引き締まる感じを覚えました。
その中にも、水の流れや木をモチーフにした柔らかさに、少し心が和らぎました。
大小の法廷も含め、建物全体が最高裁判所の意義を深く表しているように思えました。
・なかなか入る機会がない最高裁判所の中に入ることができ、また秘書官の方にご丁寧にご案内いただき、貴重な時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。
建物の中が森をイメージしている、と教えていただいた点が最も感心したところです。一人で見るだけでは分からないことです。
・岡部判事のお話を聞けたのはとても貴重でした。お仕事内容(朝から夕まで書類を読んだり、勉強する)が印象的でした。国の憲法や法律に深く関係するお仕事なので、自分とはかけ離れた方だと思いましたが、一方で、大切にされていることの一つに広く人の意見を聞いたり、謙虚な姿勢であることとおっしゃっていたことはとても親近感を持ちました。
・判事が年間4000件程上告があり、少ない日で10件は処理するとおっしゃっていたことについて、最高裁での判断は「憲法」など国家の方針にも関するようなことではないのかと思っておりましたが、自分の現役時代、地裁一審で明確に判決された件を最高裁まで上告されたことを思い出し、このような件数になることも納得いたしました。日進月歩していく現在、新しい判断を迫られ、日々勉強されている姿に感服いたしました。