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外国人の権利に関する委員会

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【報告】2021年度 外国にルーツをもつ人に対する職務質問 (レイシャルプロファイリング) に関するアンケート調査結果について

2022年1月11日から同年2月28日にかけて、東京弁護士会外国人の権利に関する委員会は、外国ルーツを持つ人に対する職務質問(レイシャルプロファイリング)に関するアンケート調査を行いました。本調査の目的は、外国ルーツを持つ人に対する職務質問(レイシャルプロファイリング)に関する実態を把握することです。

近年では、「何ら『不審事由』がないにもかかわらず警察官から職務質問を受けるという経験をした」という声が外国にルーツを持つ人から多数寄せられています。このような「不審事由」に基づかない職務質問は、いわゆる法執行官によるレイシャルプロファイリングとして理解されるものです。

駅頭や街頭などにおいて、単に外見が「外国人風」であるといった風貌や外国語で話をしている等という状況を手掛かりに警察官職務執行法第2条の「不審事由」の要件を満たさない職務質問が実施されているのではないかとの問題が認識されているものの、それを裏付ける実態調査は近年ではなされていませんでした。

当会では、2007年に「外国人に対する職務質問アンケート結果報告書」が出されましたが、その後同様の調査はなされておらず、改めて外国ルーツを持つ人に対する職務質問に関する実態を正確に把握する必要があると同調査を実施しました。

その結果について、下記のとおり最終報告をまとめました。

報告書

2021年度外国にルーツをもつ人に対する職務質問(レイシャルプロファイリング)に関するアンケート調査 最終報告書(PDF:1.5MB)

調査主体

東京弁護士会 外国人の権利に関する委員会

調査協力

立教大学 明戸隆浩・曺慶鎬

広報及び翻訳協力

テンプル大学の有志の方々

お知らせ

本報告書の公表等も踏まえたレイシャルプロファイリングに関するオンラインシンポジウムを下記のとおり開催いたします。ぜひご参加ください。

日時

2022年9月12日(月)18時~20時30分

開催概要

詳細は、こちらをご覧ください。

お問合せ先

東京弁護士会事務局 法律相談課 03-3581-2206

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