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外国人の権利に関する委員会

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オンラインシンポジウム「難民申請者を強制送還したことを違憲とした東京高裁令和3年9月22日判決と、マクリーン事件最高裁判決の関係をどう考えるか」のご案内(3/1)

※本シンポジウムは、終了いたしました。

東京高裁令和3年9月22日判決は、日本において難民不認定処分に対する異議申立てをおこなっていた難民申請者を、異議申立て棄却決定の告知をした翌日、集団送還の方法によりスリランカに強制送還した国の行為に対し、憲法32条で保障する裁判を受ける権利を侵害して違法であると判示しました。入管行政及びそれを問題とする行政訴訟の分野では長く、「外国人に対する憲法の基本的人権の保障は、外国人在留制度のわく内で与えられているにすぎない」と判示した、マクリーン事件最高裁判決(昭和53年10月4日)が大きな影響を及ぼしてきました。上記東京高判が、外国人の憲法上の権利を侵害して違法と明確に判示したことは、マクリーン事件最高裁判決が大きな影響を及ぼしてきた入管行政及び行政訴訟を変える契機となるのか、難民申請者を強制送還したことを違憲とした東京高裁令和3年9月22日判決と、マクリーン事件最高裁判決の関係をどう考えるか、弁護団員を務めた当委員会委員高橋済委員と、最高裁判事を務め、マクリーン事件最高裁判決に関する論文も発表されている泉徳治氏を迎え、お話しをいただきます。

日時                                           

2022年3月1日(火)午後6時~午後8時15分(予定)

場所

Zoomウェビナーによるオンライン開催
※オンラインのみでの開催となり、弁護士会館へお越しいただいてもご参加いただくことはできませんのでご注意ください。

講師

泉 徳治 氏(元最高裁判事・東京弁護士会会員)
髙橋 済 氏(弁護団員・外国人の権利に関する委員会委員)

内容

1.髙橋済氏からの報告
2.泉徳治氏の講演
3.質疑応答・ディスカッション

対象

どなたでもご参加いただけます。
参加費無料・定員500名

参加方法

Zoomウェビナーによるオンライン開催 ★事前申し込み不要です★

※上記参加用URLからご参加ください。
※開始10分前からアクセス可能になる予定です。
※本シンポジウムは、Zoomウェビナーを用いたオンライン開催となります。
※当日、何らかの理由で通信が中断し復旧困難となった場合には、やむを得ずシンポジウムを中止する可能性があります(目安として10分以上配信不能となった場合)。
※視聴者(参加者)のPC環境・通信状況等の不具合について、当会では責任を負わず、Zoomの利用方法等についてのサポート対応等も行いかねますので、あらかじめご了承ください。

<シンポジウムへのご参加に必要な環境>
・パソコン、タブレット、スマートフォンなど、インターネット接続のできる機材
・インターネットをご利用いただける環境
※安定した通信環境で接続してください。スマートフォンはWi-Fiに接続してご利用ください。通信料は参加者の方のご負担となります。
※配信内容の撮影・録画・録音は禁止です。

問合せ先

東京弁護士会 法律相談課 TEL:03-3581-2206

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