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憲法問題対策センター

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四会憲法記念行事シンポジウム「今、あらためて『個人の尊重』(憲法13条)を考える~『国益』や『国の名誉』の名のもとに何が起こっているか」(5/30)

日本国憲法は、「政府の行為によって戦争の惨禍がもたらされた」反省から「すべて国民は、個人として尊重される」(13条)と規定し、この「個人の尊重」は現行憲法の恒久平和主義と基本的人権保障の理念の礎とも言えるものです。

しかし、昨今の政治や社会の状況は、そのような「個人の尊重」よりも、偏狭な愛国心を煽って「国益」「国の名誉」を優先させようという風潮が蔓延しつつあり、異論を封じ込めるような強引な政治決定や、暴力的言動で自分たちの考えに反する者を徹底的に攻撃・排斥する社会事象が頻発しています。
そこで、これらの問題が憲法13条「個人の尊重」を蔑ろにする深刻な問題であり、憲法の基本理念そのものの危機なのだということを、広く市民の皆さんに知って貰いアピールするために、このシンポジウムを企画しました。
奮ってご参加ください。

日時

2015年5月30日(土)午後1時から4時

場所

弁護士会館2階講堂クレオABC

講師・パネリスト(予定)

第1部 政治の場で今何が起こっているか

講演「集団的自衛権の立法化問題・秘密保護法施行問題の核心」
青井未帆氏(憲法学者、学習院大学教授)

第2部 社会で今何が起こっているか

・マイノリティに向けられるヘイト・スピーチ問題
・慰安婦報道に端を発した新聞記者やその家族への個人攻撃問題
・「売国奴」「反日」等の言葉が個人攻撃で流布される風潮
田中伸尚氏(ノンフィクション作家)
青木理氏(ジャーナリスト)
師岡康子氏(弁護士)
青井未帆氏(憲法学者)

参加費

無料(事前予約不要)

主催

日本弁護士連合会 東京弁護士会 第一東京弁護士会 第二東京弁護士会

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