東京弁護士会

人権救済申立事件(2011年度)

  • 2012(平成24)年03月29日

    東弁23人第392号

    応答懈怠等事件(PDF:117KB)

    刑務所被収容者が、平成21年7月3日から平成22年6月10日までの間に、合計9回にわたって法務大臣宛苦情申出を行ったが、法務大臣が、平成23年5月18日になって、全9回の申出に対し一度に処理結果の通知をした件につき、同被収容者の請願権が侵害されていたものとして、法務大臣に対し、被収容者から苦情の申出があった場合には、迅速かつ適切に処理をして速やかに被収容者に処理結果の通知をするとともに、苦情の申出に対する標準処理期間を定める等により処理の迅速を制度的に担保する方策を検討するよう、要望を出した事例。

  • 2012(平成24)年03月09日

    東弁23人第357号

    不当調査等事件(PDF:154KB)

    刑務所被収容者が、痺れ及び発熱等の症状を訴えたところ、刑務所職員が痛覚を確認するために被収容者の足とわき腹を11か所つねり、内出血の傷害を生じさせた件につき、被収容者の身体の安全を侵害する行為であるとして、今後、被収容者の痛覚の有無を調べる検査を行う場合には人体への侵襲を伴わない方法で実施するよう刑務所に対し、警告を出した事例。

  • 2012(平成24)年01月27日

    東弁23人第318号

    内部通報に対する不利益取扱い事件(PDF:286KB)

    相手方会社の従業員であった申立人は、相手方社内において顧客会社からの不適切な従業員引抜きをしようとしていることを知り、相手方内の内部通報窓口に通報した。すると、当該通報窓口担当者は、申立人が当該通報を行ったことを相手方社内の関係者に漏洩した。その後、申立人は、通報を行ったことに対する報復として、全く経験のない部署へ異動させられ、異動先において、社内外の関係者との全面的接触禁止、不明確かつ達成できない業務目標の設定、月次面談等における申立人に対する不適切な言動、著しく低い人事評価の継続などのパワーハラスメントを受けた。相手方における、上記情報漏洩、不当な動機・目的による配転命令、配転後の一連のパワーハラスメントが、いずれも申立人のプライバシー・人格権を侵害するものとして、相手方に対し警告を発した事例。

  • 2011(平成23)年10月19日

    東弁23人第219号

    礼拝等妨害事件(PDF:107KB)

    独居房に収容されている外国人被収容者が、自己の信仰する宗教に基づき、起床時間の1時間前等の時間帯に声を出さずに礼拝を行うことを希望している件につき、その宗教的行為の態様などが管理運営上の具体的支障を生じさせる相当の蓋然性をもつなどの特段の事情のない限り、これを許可する運用に改めるよう刑務所に対して要望を出した事例。

  • 2011(平成23)年10月19日

    東弁23人第218号

    宅下げ文書塗抹等強要事件(PDF:123KB)

    被収容者が、訴訟の証拠として提出するために自己の日記を家族宛てに宅下げしようとしたところ、同日記に記載された刑務所職員の名前を塗抹するまで宅下げを認めなかった刑務所職員の行為が申立人の裁判を受ける権利を侵害するものとして、刑務所に対し警告を発した事例。

  • 2011(平成23)年06月30日

    東弁23人第99号

    懲罰審査会への書面提出妨害事件(PDF:36KB)

    被収容者が懲罰審査会において口頭による弁解に加えて書面の提出をしようとしたところこれを阻害した拘置所職員の行為が憲法31条に違反するとして、法務大臣、法務省矯正局長及び拘置所に対し警告を発した事例。

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