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いわゆる「9条の2」改憲案について、立憲主義の理念と恒久平和主義及び人権保障の観点から問題点を指摘し、懸念を表明するとともに、国会に対し熟議を求める意見書

本年の通常国会に提案されようとしている「9条の2」改憲案(「憲法9条1項2項は残しつつ、新たに9条の2として、憲法に自衛隊を規定する」との改憲案、以下「9条の2」改憲案という。)は、恒久平和主義を大きく変容させること、立憲主義の理念に反すること、人権尊重という憲法の基本理念をも後退させることなどの多くの懸念や問題点があります。
そこで、当会は、2019年2月12日付で、これらの問題点を指摘し、懸念を表明するとともに、国会に対し、「9条の2」改憲案が、このまま審議される場合には、主権者たる国民がそれらの問題点を十分把握して判断できるよう、熟議を重ねて、国民に丁寧に説明されることを強く要望する意見書をとりまとめ、内閣府、衆議院及び参議院議長、各政党に提出いたしました。

東京弁護士会「いわゆる「9条の2」改憲案について、立憲主義の理念と恒久平和主義及び人権保障の観点から問題点を指摘し、懸念を表明するとともに、国会に対し熟議を求める意見書」全文(PDF:157KB)