東京弁護士会

障害のある人の法的支援・法律相談のための書籍等ガイド

弁護士に役立つ代表的な書籍等をピックアップしてご紹介します。
高齢者・障害者の権利に関する特別委員会委員
藤岡 毅(47期)

1 東弁会員向けマニュアル
 『障害者福祉の概要』(Q&A方式 オアシス相談員用 標準テキスト[第2版]2013年9月 東京弁護士会 高齢者・障害者の権利に関する特別委員会編)は障害者法律相談の基本書です。
 会員は当会ウェブサイトの「会員サイト」をログインし,「マニュアル」→「業務に関するマニュアル」→「高齢者・障害者の権利に関する特別委員会編」にアクセスすれば誰でもダウンロードできます。但し,情報が古くなってきたため改訂作業中です。

2 障害者差別解消法について学ぶ
 『Q&A 障害者差別解消法』(野村茂樹他[編] 生活書院 2016年)この分野の最前線で活動する弁護士らによる同法に関する実践マニュアルです。LIBRA2017年4月号で紹介。

3 障害者権利条約について学ぶ
 ①『概説 障害者権利条約』(松井亮輔・川島聡[編]法律文化社 2010年)
 ②『障害者の権利条約と日本―概要と展望』([増補改訂]長瀬修・東俊裕・川島聡[編] 生活書院 2012年)
いずれも障害者権利条約の意義や重要概念等を学ぶことのできるテキストです。

4 精神障害者の人権と支援を学ぶ
 ①『精神障害法』(池原毅和 三省堂 2011年)日本は精神科病院の社会的入院が世界でも飛びぬけて多い人権後進国と言われています。この分野の第一人者池原弁護士による実践と理論の書。
 ②『べてるの家の「非」援助論─そのままでいいと思えるための25章』(浦河べてるの家 医学書院 2002年) 統合失調症者に対する見方に関し,目から鱗の2002年発行のバイブル(古典)。

5 障害者雇用促進法を学ぶ
 『詳説 障害者雇用促進法』(永野仁美他[編] 弘文堂 2016年) 障害者雇用について研究者・弁護士等が理論と実務を解説しています。

6 障害者虐待防止法を学ぶ
 『障害者虐待防止法活用ハンドブック』(日本弁護士連合会高齢者障害者の権利に関する委員会 民事法研究会 2012年) 虐待事案対応に必携の書。

7 重度自閉症者が公務員として働く記録
 『お仕事がんばります』(明石洋子 ぶどう社 2005年) 重い自閉症のあるような人は一般就労ができないという偏見はありませんか?

8 『ゆびさきの宇宙 福島智・盲ろうを生きて』(生井久美子 岩波書店 2009年)
 「全盲」と「ろう」(聴覚障害)の重複障害のコミュニケーション手段である「指点字(ゆびてんじ)」を「発明」した福島智さんを描いたノンフィクション。

9 『まぁ,空気でも吸って 人と社会:人工呼吸器の風がつなぐもの』(海老原宏美 現代書館 2015年)
 本特集の座談会に登場された人工呼吸器ユーザー海老原宏美さん半生記。母けえ子さんの子育て記録も収録。

10 『難病カルテ─患者たちのいま』(蒔田備憲 生活書院 2014年)
 支援の谷間におちいる難病の人たちの今。

11 LIBRA「お薦めの一冊」(バックナンバー)で紹介された書籍
 ①『障害者の介護保障訴訟とは何か!』(藤岡毅・長岡健太郎[著]現代書館 2013年)LIBRA2014年5月号
 ②『障がい者差別よ,さようなら! ケーススタディ障がいと人権2』(障害と人権全国弁護士ネット[編]生活書院 2014年)LIBRA2015年3月号
 ③『支援を得てわたしらしく生きる!』(介護保障を考える弁護士と障害者の会全国ネット保障[編]山吹書店 2016年)LIBRA2017年5月号

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