働く前に知っておこうー労働のルール
働く前に知っておこう-労働のルール
生徒は、将来、従業員として、あるいは経営者として、「働く」ことに関わっていきます。その時、彼ら、彼女らにどんな問題が起き、どのように対処すべきか。労働法の存在を知り、賃金や労働時間などの労働に関する権利の基本を学ぶ授業です。
講座のポイント
学習の視点
「働く」とはどういうことなのか、働く場面でトラブルに遭遇したらどう解決したら良いのか、身近な具体例を挙げながら、解決の基本ルールを知ってもらうことを目指します。
対象学年
中学生、高校生、大学生、専門学校生
所要時間
30分~60分。但し、ご要望に応じて柔軟に対応いたします。
その他
講座のタイトルやテーマについて、ご要望に応じて変更や修正を行うことが可能です。「ブラック企業の見分け方」のメニューと組み合わせる等のアレンジにも対応いたします。
講座の内容・流れ
講義形式により、パワーポイント(サンプルはこちら)や資料を使い、クイズも織り交ぜながら授業を行います。また、適宜、生徒に対して質問を投げかけたり、生徒からの質問に回答したりして、楽しみながら、労働のルールを学べるように工夫をしています。
ご要望があれば、上記の講義形式以外にも、生徒・学生間のディスカッションを取り入れた形式の授業にも対応いたします。
実績
更新中
参加者の声
- 働くことについて、「お給料がもらえる」としか考えていなかったが、「法律」も関わってくると分かった。法律は難しいと思っていたが、さほど難しくなかった。
- 労働者として自覚を持つこと、雇用する側であれば、法律に沿った指導を行うことに気をつけたい。
- 労働者は、憲法や労働法によって守られていて、真面目な気持ちで仕事をしている限り、労働者に不利なものはないのだと分かった。
- 働くことについて、不安はあるが、がんばりたいと思った。
- クイズが用意されていて、最後まで楽しんで聴くことができた。
使用教材・シナリオ
教材サンプルは、こちら(PDF:507KB)
就活・入社を迎える方への労働法
「内定が出れば安心していいの?」、「内定と内々定に違いはあるの?」、「試用期間って一体何?」。初めての就活を迎える学生は、わからないことだらけで不安です。このような不安を少しでも取り除くために、ぜひこの講義をご活用下さい。
講座のポイント
学習の視点
内々定や内定、試用期間など、就活や入社の場面で問題となる労働法上の問題点について、分かりやすく講義します。
対象学年
高校3年生、大学3年生・4年生、短大2年生、専門学校生等就職活動をこれから行う学生、行っている学生。
所要時間
30分~45分 但し、ご要望に応じて柔軟に対応いたします。
その他
事前にご要望をお伺いし、講義案をアレンジします。
講座の内容・流れ
パワーポイントや資料を使い、生徒・学生へのクイズも織り交ぜながら授業を行います。時間があれば生徒・学生からの質問にも応じます。「ブラック企業の見分け方」の講義と合わせて実施していただくと効果的です。
なお、講師からの講義形式を基本としていますが、ご要望に応じてディスカッション方式で実施することも可能です。また、ご要望によっては、企業側が求める人物像や入社後の注意点等についてもお話させていただきます。
実績
更新中
参加者の声
- 「内定」というのは、聞いたことはあっても内容をよく知らなかったので、今日の講義を聴いてとても勉強になった。
- 契約書や労働条件など自分をトラブルから守るためによく確認することが必要だと感じました。今日教えていただいたことを心に留め、これから就職活動を頑張っていきたいと思います。
使用教材・シナリオ
教材サンプルは、こちら(PDF:920KB)
大学・専門学校の場合、参考資料として東京都産業労働局発行「就活必携・労働法」の配布をお願いすることがあります。
ブラック企業の見分け方
近年、いわゆるブラック企業において、賃金(残業代)不払い、長時間労働、メンタルヘルス疾患、不当解雇・雇止め、パワハラ・セクハラなどの様々な労働トラブルが発生し、深刻な社会問題となっています。就職活動段階でブラック企業を見分け、こうした企業に就職しない・させないことが大変重要です。就活生向けに、ぜひこの講義をご活用下さい。
講座のポイント
学習の視点
ブラック企業の実態を知るとともに、ブラック企業の見分け方について、集めるべき資料や企業情報、企業情報を見るときの注意点、ブラック企業のサインなどについて分かりやすく講義します。
対象学年
高校3年生、大学3年生・4年生、短大2年生、専門学校生等就職活動をこれから行う学生、行っている学生
所要時間
30分~45分 但し、ご要望に応じて柔軟に対応いたします。
その他
事前にご要望をお伺いし、講義案をアレンジします。
講座の内容・流れ
パワーポイントや資料を使い、生徒・学生への質問も織り交ぜながら授業を行います。時間があれば生徒・学生からの質問にも応じます。また、「就活・入社を迎える方への労働法の基礎知識」の講義と合わせて実施していただくと効果的です。
なお、講師からの講義形式を基本としていますが、ご要望に応じてディスカッション方式で実施することも可能です。
実績
更新中
参加者の声
- 企業それぞれを事前にしっかり調べることで、ブラック企業ではないかを見分けることが大切なのだと思った。
- 今までよく分かっていなかったブラック企業の見分け方を知ることができ、しかも具体的な例を用いて説明されていたので、分かりやすくて良かった。おそらく、これを聞いていなかったらブラック企業に入社していたと思う。
- 労働に関する決まりなど難しいことが多くて、面倒くさくなりがちだが、自分の就職のためだし、しっかりやろうと思った。
使用教材・シナリオ
教材サンプルは、こちら(PDF:240KB)
大学・専門学校の場合、参考資料として東京都産業労働局発行「就活必携・労働法」の配布をお願いすることがあります。
ブラックバイト被害に遭わないために
学生アルバイトにおいて、違法な長時間労働や、過酷なノルマが課せられる等、違法・不当な扱いがなされれば、肝心の学業・学生生活に支障をきたしてしまいます。近年、このような例が増えているとされ、「ブラックバイト」と呼ばれて問題視されています。ブラックバイトの被害に遭わないため、知っておくべき労働のルールを学べる講座です。
講座のポイント
学習の視点
ブラックバイト被害に遭わないために、アルバイト探し〜採用の前後にかけて、注意すべきポイントや労働のルールについて学びます。
アルバイトを始めた後に起こりがちなトラブルを題材として、労働者に認められる権利や労働のルールについて学びます。
対象学年
アルバイトを行い、或いはこれから行う中学3年生、高校生、大学生、専門学校生。
所要時間
30分~45分。但し、ご要望に応じて柔軟に対応いたします。
その他
講座のタイトルやテーマについては、ご要望に応じて変更や修正を行うことが可能です。他のテーマと組み合わせる等のアレンジにも対応いたします。
講座の内容・流れ
講義形式により、パワーポイント(サンプルはこちら)や資料を使い、適宜、クイズを出題したり、生徒・学生への質問も織り交ぜたりしながら授業を行います。また、講座のテーマについて更に深く学習するための参考文献や参考情報、相談窓口も紹介します。最後に時間があれば生徒・学生からの質問にも応じます。
ご要望があれば、上記の講義形式以外にも、生徒・学生間のディスカッションを取り入れた形式等、他の形式の授業にも対応いたします。
実績
更新中
参加者の声
- バイトをしたいと思っても、まだ全然何も知らなかったのでいい経験になった。
- 知識がないために、泣き寝入りをすると損してしまう金額がとても大きいことが印象に残った。
- 若ければ若いほど、良いように使われてしまって、お金をだまし取られる危険があると知り、怖いなと思いました。
- バイトだから、高校生だからといって手を抜いたりせず、その仕事なりの特徴や楽しみを見つけ、責任をもってはたすことが大切だと思った。
使用教材・シナリオ
教材サンプルは、こちら(PDF:190KB)
パワハラ・職場のいじめ・セクハラへの対処法
パワハラ・職場のいじめ・セクハラという言葉自体は知らない人の方が少ないと思います。しかし、具体的にどのような行為がこれらに該当するのか、実際に被害に遭った場合はどのように対処したら良いのかご存知ない方は多いと思います。自分だけでなく周囲で被害に遭っている人のためにも、ぜひこの講義をご活用下さい。
講座のポイント
学習の視点
パワハラ・職場のいじめ・セクハラの内容や具体例を理解すると共に、被害に遭った場合の取り得る各種対応策を分かり易く説明します。
対象学年等
中学生、高校生、大学生
所要時間
20分~30分程度(柔軟に対応)
その他
事前にご要望がありましたら、修正・変更して対応させて頂きます。
講座の流れ
講義形式で、パワーポイント(サンプルはこちら)などの資料と共に実施します。一方的に話をするだけでなく、適宜質問等を織り交ぜながら双方向でやり取りができるよう意識しております。総論的な話から始まり、具体例を交えながら最後は対応窓口まで紹介しております。
なお、ブラックバイトやブラック企業に関する題材と組み合わせて講義することが多いですが、要望に応じて他の題材と組み合わせて、講義の形式についても、生徒・学生間のディスカッションを取り入れた形式や、クイズ形式等にも対応実施することは可能です。
実績
更新中
使用教材・シナリオ
教材サンプルは、こちら(PDF:520KB)
過去の実施レポート
更新中
お申し込み方法
年間を通じて受付けています。実施日を決め、実施希望日の3ヵ月前までに、申込書をお送り下さい。
お問い合わせ
東京弁護士会(広報課内)法教育総合センター担当
- TEL03-3581-2251
- FAX03-3581-0865