東京弁護士会

市民の皆様へ 実在の弁護士名をかたる悪質な電話にご注意ください

2017年11月02日

東京弁護士会 会長 渕上 玲子

従前から、実在の弁護士名をかたる何者かが、「東山倶楽部詐欺事件」「ワールドオーシャンファーム詐欺事件」などの大規模詐欺事件や未公開株詐欺事件の被害者の方々などに電話をかけ、被害金の取戻しが可能であるなどと持ち掛け、手続費用といった名目で金銭を騙し取るといった手口の詐欺事件が多発しています。さらに、最近、何らかの未納金があるかのように装って、「法務省管轄支局 民事訴訟管理センター」、「法務省管轄支局 訴訟管理事務局センター」といった実在の官公庁と紛らわしい名称の連絡先に電話をさせて、弁護士を紹介するとして実在の弁護士の名前と虚偽の電話番号を伝え、そこに電話をすると弁護士名をかたる者が手数料を振り込むように言うという手口の詐欺事件も起きています。
これらの電話においては、本物の弁護士であると信じさせる手段として、実在の弁護士の登録番号を告げ、弁護士会に確認してみるよう促すことで、弁護士からの電話であると信じ込ませるという非常に巧妙な手口も用いられています。電話を受けた方が金銭を支払いそうになったケースも多数発生しており、中には、実際に金銭を振り込んでしまったケースも報告されています。
このような実在の弁護士名をかたる詐欺は、弁護士業務に対する信頼を揺るがしかねず、見過ごすことのできない悪質な行為です。当会としては、被害の拡大を防ぐべく、このような詐欺行為を認知した場合には、警視庁に情報提供し、その解決に協力しております。
市民の皆様におかれましても、弁護士を名乗る電話がかかってきても、身に覚えがないなど、少しでも不審に思われた場合には、必ず、弁護士会に登録されている弁護士の電話番号に電話をして真偽を確かめてください。法律事務所の電話番号は、日本弁護士連合会ウェブサイトの弁護士検索により、ご確認いただくことができます。
くれぐれもご注意くださいますよう、お願い申し上げます。

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