東京弁護士会
子どもの人権と少年法に関する特別委員会

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Part11「響け、カリヨン」

脚 本  坪井 花梨
演 出 久保田邦明
日 時 2004年9月18日(土)午後5時30分開演(5時開場)
会 場 東京都児童会館 渋谷区渋谷1-18-24
入場者 530名
主 催 東京弁護士会子どもの人権と少年法に関する特別委員会
共 催 東京都児童会館
出 演 東海大学付属高輪台高等学校演劇部・OBの皆さん、当会会員
ビデオ 在庫切れ
問合せ先ブックセンター

内 容
 「カリヨン子どもセンター、開設!!」
「子どものためのシェルター」の重要性を認める声が、もがれた翼の舞台をきっかけに高まり、2004年6月ついに「NPO法人カリヨン子どもセンター」として結実した!弁護士と児童福祉関係者、そしてボランティアスタッフによって守られるシェルターの様子を紹介するとともに、子どもたちを取りまく環境や問題の複雑さについて描いた。
母親からの虐待を受けてきた愛子と、暴力団から逃げてきた秀虎は、子どもの人権110番へ相談し、カリヨン子どもセンターのシェルター「子どもの家」へ行くこととなる。おだやかだが、辛抱強い弁護士やスタッフらに出会って、はじめは戸惑う二人。互いの境遇について語り合うようになる。
やがて、愛子は大人たちと打ち解けていくが、対称的に秀虎はますます心を閉ざしてしまう。しかし愛子も母親と冷静な話し合いを持つことはできなかった。そんな愛子、そして秀虎を「大丈夫。一緒に考えようよ」と弁護士、スタッフらは支える。しかし、ある日秀虎が自棄を起こして飛び出していってしまう・・・

「もがれた翼」


平成16年9月18日午後5時30分より、渋谷の東京都児童会館において、当会の子どもの人権と少年法に関する特別委員会主催で、「もがれた翼part11『響け、カリヨン』」が上演された。「もがれた翼」も今年で11年目。昨年に比べて事前のマスコミ報道が少なかったにもかかわらず、約450名という多くの観客を集めたのは、少年の問題に対する社会の関心の高さを物語っている。

【あらすじ】
今年の「もがれた翼」も、昨年度の公演に引き続き、本年6月に上記委員会の有志が中心となって開設した子どものためのシェルター、「カリヨン子どもセンター」が舞台となった。主人公は、虐待親から逃げたい女の子と、ヤクザから抜けたい男の子。子ども担当弁護士、カリヨン担当弁護士、そして個性的なカリヨンのスタッフ達が、なかなか心を開いてもらえずに悪戦苦闘しながらも、必死に子どもたちをサポートしていく。子ども達をカリヨンに繋ぐ重要な橋渡し役として、学校の先生や施設の職員も登場する。ラスト近くでは、少年審判で補導委託になった少女が、委託先の施設に空きができるまでのわずかの間カリヨンに滞在するという、現時点ではまだ実現していない「おまけ」も付いていた。

【観客も感涙】
主役の2人は、演劇部員の高校生がすばらしい演技力を見せた。そのほかの役でも、高校生達の迫真の演技は実に見応えがあった。
しかし、特筆すべきはその他の役。弁護士役はこれまでも当会会員が演じてきたが、これまで演劇部員やそのOB・OGに頼ってきたカリヨンスタッフその他の大人役についても、今年は当会の若手会員が多数出演して、熱演を見せた。子ども達への熱い思いが端々に感じられ、終了後には目を潤ませている観客も多く、大きな感動を与えた名演となった。ヤクザ役の某弁護士が、カーテンコールで足を開いた「おひかえなすって」のポーズで挨拶したのも、「芸が細かい」と大変好評であった。

【さらに先へ】
6月のカリヨンオープンに続き、10月1日より東京本庁管内で全件付添人制度がスタートした。多摩支部でも、平成17年4月1日には同制度をスタートさせる予定である。システムは少しずつ形となってきたが、そのシステムがきちんと機能し、より多くの子ども達に手を差しのべられるよう、会員および関係者各位には一層のご協力をお願いしたい。なお、「もがれた翼」を惜しくも見逃した方のために、ビデオを制作して弁護士会館地下1階ブックセンターで販売する予定である。過去の上演ビデオも何種類かあるので、興味を持たれた方は是非購入してご覧いただきたい。

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