- 新着情報
- 意見書・会長声明
- 日弁連関係
- 子どもの人権救済センターについて
- もがれた翼
- もがれた翼part28『シン・フォニィ』本公演&アフタートーク配信中→配信は終了しました
- もがれた翼part28『シン・フォニィ』
- もがれた翼×アドボケイト シンポジウム
「子どもの声を聴く~家庭で、学校で、社会的養護の現場で~」(1/28) - 次回「もがれた翼」公演開催時期についてのご案内
- もがれた翼part27「エピローグから始まる物語」(配信は終了しました)
- もがれた翼 特別編「ZOOM IN 子どもシェルター」
- もがれた翼part25「パッチワーク」とpart26「素数とくるみ」の動画無料配信中(2020年8月3日~12月31日)
- 2020年度「もがれた翼」公演中止のご案内
- もがれた翼part26「素数とくるみ」
- 託児サービスご利用について(2018年もがれた翼part25)
- もがれた翼part25「パッチワーク」
- 託児サービスご利用について(2017年もがれた翼part24)
- part24「ヒーローたちのラプソディ」
- 【募集を締め切りました】託児サービスご利用について(2016年もがれた翼Part23)
- Part23「学びの切符」
- 託児サービスご利用について(2015年もがれた翼Part22)
- Part22「家族のカタチ」
- Part21「ひとりぼっちの子守歌」
- Part20 虹がかかるまで ~本当は、いじめは嫌なんだ~
- シンポジウム「子どもの権利条約から、今、あるべき少年審判を考える」
- Part19 教育虐待 ~僕は、あなたのために勉強するんじゃない~
- Part18 私のあした
- もがれた翼DVD購入方法
- もがれた翼 日本弁護士連合会 国選付添人シンポジウム特別公演 『扉をひらいて』
- もがれた翼日本弁護士連合会人権擁護大会(盛岡)特別公演 『しあわせになりたい』
- Part17 雨の記憶
- Part16 あの橋をわたって
- Part15 LINK ~あなたが、立ち上がるまで~
- Part14 地図のない教室
- Part13「スペクトル」
- Part12「ひとりぼっち」
- Part11「響け、カリヨン」
- Part10「ただいま。」-大丈夫・・・・・一緒に生きていこう-
- Part9『こちら、カリヨン子どもセンター』
- Part8『モーリからの贈り物』
- Part7『とびらの家で』
- Part6『Help Me-誰か愛してー』
- Part5『プライド』
- Part4『凍りつく声』
- Part3『いじめの構図』
- Part2『和子6歳、いじめで死んだ』
- Part1『なぜ退学なの』
- 『虚構の爆音-俺たちは、走ってない-』
- 少年法「改正」問題・少年事件・少年犯罪
- 子どもの権利に関する条約
- 子どもの人権・権利って何
- LIBRA(リブラ)紹介記事
- リンク集
- シンポジウム・講演会
- 法教育
Part21「ひとりぼっちの子守歌」
「もがれた翼」とは、「子どもの人権110番」に寄せられる様々な問題を中心に、毎年、異なったテーマを選び公演してきた、子どもたちと弁護士でつくるお芝居です。
1994年の子どもの権利条約の批准を機にスタートし、今年でパート21となります。「もがれた翼」をきっかけに、日本で初めての子どものためのシェルターが出来るなど、現実の社会に対して大きな影響を与えてきました。
今年のテーマは「特定妊婦への支援」です。
毎年、虐待により命を奪われる子どもは全国で100人前後にのぼっており、うち0歳児が全体の4~5割を占めています。虐待死を防ぐには、若年妊娠等により妊娠期からの継続的な支援を特に必要とする「特定妊婦」を、関係機関が連携してサポートする仕組みが必要です。
これまで私たちは、虐待され、傷を負った子どもたちを救おうと、奔走してきましたが、10代の彼女たちが、私たちの前に妊婦となって再び現れるケースが出 てきています。支援を必要としているにもかかわらず、子どもを取りあげられてしまう不安等から関係機関からの連絡を拒否したり、SOSが届かずに支援の網 から漏れてしまうことがあります。
様々な不安を抱えるなかで、追い詰められた母親のストレスは、最も身近にいる、愛する子どもに向かってしまう現実があります。
一人のかけがえのない命が失われないために、何が必要なのか、皆さんと一緒に考えたいと思います。
日 時 2014年8月23日 17時00分開演(16時30分開場)
場 所 北とぴあ さくらホール(東京都北区王子1-11-1) JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分、東京メトロ南北線王子駅5番出口より直結
地図(北とぴあのHP)
入 場 1300名(入場無料、全席自由、予約は承っていません)
演 出 米内山 陽子(トリコ劇場/チタキヨ)
脚 本 坪井 花梨(社会福祉法人カリヨン子どもセンター)
舞台監督 村田 綾香
照 明 有限会社ライトシップ
音 響 余田 崇徳、斎藤 裕喜
制 作 東京弁護士会子どもの人権と少年法に関する特別委員会
出 演 子どもたちと東京弁護士会の弁護士
主 催 東京弁護士会
共 催 北区
協 力 社会福祉法人カリヨン子どもセンター
お問い合わせ TEL03-3581-2205 東京弁護士会 人権課
もがれた翼パート21『ひとりぼっちの子守歌』あらすじ
「赤ちゃんができた。
みんなに祝福された結婚式も、赤ちゃんのお父さんもいない代わりに、弁護士やいろんなおとなの人が関わろうとしてくれてる。赤ちゃんに、早く会いたい。あたし、やっとひとりぼっちじゃなくなるんだ。そう思ってたのに...... 」
17歳で妊娠し、家族や相手男性のサポートを得られないまや。かつての付添人弁護士の岸本に助けを求め、カリヨン子どもセンターの子どもシェルターへたどり着く。
おとなたちと、何度も議論を重ねたまやの結論は、「産んで、自分で育てる」。母子生活支援施設『ナデシコ』へ入居することになる。しかし、長年の虐待で傷ついたまやの心の淵は深く、孤立感を強め、次第に支援者らのことばが届かなくなっていった。
一方、岸本は、兄弁の槌谷が5年前に担当したりかの事件を紐といていた......。