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憲法問題対策センター

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第40回 憲法記念日の街頭宣伝行動のご報告(2025年5月号)

弁護士 棚橋 桂介(東京弁護士会憲法問題対策センター事務局長)
憲法記念日の街宣行動のご報告

憲法記念日である2025年5月3日、当会は、憲法の基本的理念をわかりやすく市民に語りかけて、憲法の根本原理である立憲主義、基本的人権の尊重、国民主権、平和主義について、市民とともに考えるための街頭宣伝行動を、有楽町駅前交通会館前にて実施いたしました。

この街頭宣伝行動は、日本弁護士連合会、関東弁護士会連合会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会の共催を得て当会が主催して行ったものです。

当日は天候にも恵まれ、各弁護士会等の役員や憲法関連の委員会の委員等が多数参集し、駅前を行き交う皆さんにお話をさせていただきました。

シンポジウムのチラシやポケットティッシュ、うちわ等の配布物も多数用意したのですが、大勢の方々に受け取っていただくことができ、行動の最後の方では一部の配布物が品切れになってしまうほどでした。

憲法をめぐる諸問題についてできるだけわかりやすく伝えること、安易な改憲による憲法の基本原則、特に恒久平和主義の劣化を食い止める必要を訴えること、憲法の理念、特に立憲主義の意義と重要性を理解していただくこと等がこの行動の主たる目的でしたが、その目的はかなりの程度果たされたのではないかと感じています。

この行動は当会が毎年行っているものですが、来年以降も、憲法記念日に皆さんと一緒に憲法について深く考える機会を持ち続けていきたいと思います。

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