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中小企業法律支援センター

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社会保険労務士と弁護士との交流会を開催しました(2024年11月26日)

2024年11月26日(火)に、弁護士会館において、社会保険労務士13名、弁護士15名が参加し、いわゆる「管理監督者」をテーマにした交流会が開催されました。

第1部では、大村直仁弁護士(東京弁護士会)が、「判例を踏まえた管理監督者について~裁判例を通じて、管理監督者性の理解を深める~」というテーマで、管理監督者性に関する従来の重要判例から近時の裁判例を紹介した上で、管理監督者性の要件の詳細について解説いたしました。続いて、社会保険労務士の山﨑剛先生より、「管理監督者性を確保するための人事制度の作り方」というテーマで、管理監督者性を確保するために規程、人事制度、勤怠管理、給与等をどのように構築しなければならないかについて、山﨑先生のご経験を交えつつ解説して頂きました。

IMG_1369 2024-11-27 01_27_54.jpg●●●●●●東京弁護士会公式キャラクター「べんとらー」も熱心に解説を聞いていました!

第2部では、ワークショップとして社会保険労務士・弁護士混合のグループに分かれ、上記講義内容及び社会保険労務士・弁護士の連携についての意見交換会が行われました。社会保険労務士と弁護士の異なる視点からの意見交換がなされたことにより、講義内容の理解が深まり、実務における対応の難しさや具体的な対応の方法・工夫といった深い内容に踏み込む議論がなされるなど、非常に有益なものとなりました。

交流会の後は懇親会が開催され、交流会では時間切れとなったより深い議論や社会保険労務士と弁護士のそれぞれの業務内容に関する意見交換がされ、社会保険労務士と弁護士の積極的な交流が図られ、盛会のうちに終了しました。

また、本交流会には、東京弁護士会の上田智司会長、二瓶茂副会長及び町田行功副会長が参加し、東京弁護士会として、社会保険労務士の先生方に対し、これまでの連携について感謝を申し上げると共に、中小企業支援のために今後も緊密な連携を推進することを相互に確認いたしました。

今後も同様の企画を継続し、社会保険労務士と弁護士の連携を深めていくことを計画しています。

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