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中小企業法律支援センター

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【活動報告】グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)と第2回意見交換会を開催しました

2024年8月28日(水)、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)サプライチェーン分科会と東京弁護士会中小企業法律支援センターSDGsPTのメンバーで、意見交換会を開催しました。

GCNJは、 2003年12月発足した日本のローカルネットワークであり、国連グローバル・コンパクトに署名・加入している企業・団体が共にサステナビリティを推進しているプラットフォームです。本意見交換会は、GCNJにおけるサプライチェーン分科会のメンバーと、今後の連携可能性を模索することを目的としており、今回は第2回目の意見交換会となります。

まず、GCNJサプライチェーン分科会幹事の弘田隆一様より、同会の活動成果物である「人権DDマニュアル」に関して、制作するに至った経緯とその狙い、同マニュアルの特徴などについて、簡潔にわかりやすくご説明いただきました。
次に、同分科会幹事の春日久栄様より、同じく活動成果物である「CSR調達セルフ・アセスメント質問表(共通SAQ)」に関して、グローバルレベルでCSR調達の向上・底上げのためのベースラインとなる共通SAQを目指して作成された経緯やコンセプト、その概要等をご紹介いただくとともに、今後さらなる普及を呼びかけていきたいことなどについてご説明いただきました。
最後に、同分科会幹事の嵐幸子様及び菱沼雅久様より、CSR調達活動を通じた中小企業の状況につき、自社における具体的状況についてご紹介いただきました。併せて、GCNJサプライチェーン分科会のご参加いただいた皆様全員からも、各企業のCSR調達活動へのアプローチ状況についてご報告いただきました。

続いて、東京弁護士会中小企業法律支援センターSDGsPTで出版した『~人が集まり選ばれる会社をつくる!~実践 中小企業のためのSDGsコンプライアンス』の書籍に関するご意見を頂戴しました。具体的には、「SDGsはコンプライアンスの一環として取り組む必要があるのだ、というアプローチが良い」、「網羅的な説明や具体例、チェックリストが大変参考になる」といったご意見や「SDGsコンプライアンスにつきどのような普及活動をしているのか」というご質問なども頂戴することができ、大変参考になりました。

その後、有志のメンバーで懇親会を開催して、お互いの連携可能性に関してさらに活発な意見交換がなされ、盛況のうちに意見交換会等を終えました。

東京弁護士会中小企業法律支援センターSDGsPTとしては、中小企業に対するSDGsコンプライアンスの普及活動をさらに推進していくため、GCNJとさらに緊密な関係性を構築して、具体的な活動に発展することができればと考えております。

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