２０２５年９月１７日（水）、東京弁護士会中小企業法律支援センターは、第７８期司法修習生向けに、同センターが行う中小企業支援の取り組みを紹介する講座を開催しました。講座はリアル会場とウェブ視聴を併用したハイブリッド形式で行われ、全国から、司法修習生及び弁護士あわせて約４６名参加しました。
なお、本講座は、同年６月２４日（火）に実施した第１回講座に続く第２回目で、今回は異なるテーマで実施されました（第１回目の講座についてはこちら をご参照ください）。

講義の冒頭、相川泰男弁護士が、「弁護士による中小企業支援の意義と実践」と題して、中小企業への伴奏支援の必要性・重要性を紹介しました。
続いて、法務省大臣官房司法法制部部付坂田裕紀様が、「スタートアップにおける法的ニーズと弁護士への期待」と題し、スタートアップや中小企業を対象としたアンケート結果等を交えながら、今後弁護士に期待される役割等についてご紹介くださいました。

その後、総論として、土森俊秀弁護士が、東京弁護士会中小企業法律支援センターが行う中小企業支援の取り組みの概要について解説しました。
続いて、各論として、髙木健至弁護士が働き方改革支援について、髙橋恵美弁護士が知的財産権支援について、田中康一弁護士がSDGs支援について、それぞれ具体的な実践内容を紹介しました。
最後に、東京弁護士会副会長の的場美友紀弁護士より閉会の挨拶があり、講義を締めくくりました。

講義終了後には懇親会も開催され、修習生と弁護士との間で活発な交流が図られ、盛況のうちに終了しました。

全２回を通じて、多くの修習生が中小企業支援の重要性と弁護士の役割について理解を深める機会になったと考えておりますので、今後とも、当センターは中小企業支援に資する取り組みを一層充実させてまいります。

【日時】
　２０２５年９月１７日（水）
　講　義　　午後６時００分～午後８時００分
　懇親会　　午後８時１０分～午後９時３０分
【プログラム】
　１　初めの挨拶・企画趣旨説明　
　　　講師　相川　泰男　会員
　２　来賓の挨拶　
　　　スタートアップにおける法的ニーズと弁護士への期待
　　　法務省大臣官房司法法制部　部付　坂田　裕紀　氏
　３　総　論
　　　東京弁護士会中小企業法律支援センターの中小企業支援の取り組み
　　　講師　土森　俊秀　会員
　４　各　論
　　　働き方改革支援　講師　髙木　健至　会員
　　　知的財産権支援　講師　髙橋　恵美　会員
　　　SDGs支援　講師　田中　康一　会員
　５　締めの挨拶　
　　　東京弁護士会副会長　的場　美友紀　会員
【会場】
　リアル会場（弁護士会館）とウェブ視聴のハイブリッド開催
【対象者】
　全国の司法修習生・全国の弁護士

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