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中小企業法律支援センター

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【活動報告】神奈川県弁護士会中小企業シンポジウム「中小企業のSDGs対応及び弁護士の役割~SDGs「はじめの一歩」~」にて講師を務めました(2024年7月19日)

2024年7月19日(金)、神奈川県弁護士会館にて、神奈川県弁護士会中小企業シンポジウム「中小企業のSDGs対応及び弁護士の役割~SDGs「はじめの一歩」~」が実施され、東京弁護士会中小企業法律支援センターSDGsPT座長の小西麻美弁護士(東京弁護士会)が講師を務めたほか、同弁護士及び同PT前座長の湊信明弁護士(東京弁護士会)がパネルディスカッションのパネラーとして登壇いたしました。 なお、同弁護士らの講師派遣は、神奈川県弁護士会からの要請に基づくものです。

リアル会場とウェビナー視聴のハイブリッド形式で行われた講義では、当PTメンバーが執筆し、東京弁護士会名義にて本年2月に発刊した「人が集まり選ばれる会社をつくる!実践 中小企業のためのSDGsコンプライアンス」の書籍の内容に沿った形で、企業に人権尊重が要請される世界的な潮流の中で、中小企業にもSDGsや「ビジネスと人権に関する指導原則」などのサスティナビリティ対応が求められる理由や経緯、その実践方法として当PTが提案する「SDGsコンプライアンス」の概念の説明がなされた上で、「SDGsコンプライアンス」の具体的取り組み方法や、「SDGsコンプライアンス」における弁護士の役割を、コンプライアンスチェックリスト等豊富な資料を添えて分かりやすく説明がなされました。

また、パネルディスカッションでは、そもそも何から取り組めばよいのか、社内での理解が広がらない、コストがかかるのではないか、ジェンダー平等で留意することは何か、といったSDGsの取り組みにおける中小企業の現場の悩みについて、弁護士による実体験に基づくアドバイスやエピソードが具体的に語られました。

講義終了後の懇親会には、神奈川県弁護士会及び東京弁護士会の弁護士のほか、神奈川県庁の方や、中小企業の社長の方などが参加され、弁護士、行政、企業、地域社会等のそれぞれの立場でのサスティナビリティへの取り組みに関する率直な意見交換等を行い、今後の課題や協同に関する問題点等を共有するとともに親睦を深めることができ、大変有意義な機会となりました。

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