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中小企業法律支援センター

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日本公認会計士協会東京会と東京弁護士会の共同勉強会を開催しました(2020年12月9日)

2020年12月9日(水)に、Zoomによるオンライン形式で、公認会計士9名、弁護士14名が参加し、ベンチャーファイナンスをテーマにした共同勉強会が開催されました。

冒頭に、日本公認会計士協会東京会中小企業支援対応委員会副委員長である公認会計士の中島茂男先生から開会のご挨拶をして頂きました。

第1部では、講師である公認会計士の風間啓哉先生と当センターの委員である関口慶太弁護士が、資金調達支援の手段の解説から、財務管理の実務、投資契約や種類株式の解説に至るまでの講義を行いました。

第2部では、Zoomのブレイクアウトルーム機能(Zoom上でミーティングに参加している参加者を、小さなグループに分けることができる機能)を使って、公認会計士と弁護士の混合のグループを計5グループ作り、35分間ディスカッションをして頂きました。ディスカッションテーマとしては、「事例を前提とした企業分析に関する考察仮説、資金調達の方法等」を参加者に提示し、各グループ自由にディスカッションしたうえで、問題解決に向けた提案書を作成して頂きました。
グループディスカッションの後、各グループの代表者からグループで作成した提案書の発表がなされ、グループ毎で全く異なる提案書が作成されていました。グループディスカッションやグループ毎の発表を通じて、企業分析と資金調達の考えについて、公認会計士と弁護士のそれぞれの考えを相互に理解することができ、今後の実務に役立つ非常に有益なものとなりました。

最後に、当センター連携検討部会の部会長である鈴木康之弁護士から、このような勉強会を含め、公認会計士と弁護士で緊密な連携をとっていただきたい旨を含んだ閉会の挨拶を行い、盛会のうちに終了しました。

本勉強会は、Zoomによるオンライン形式での開催となったため、Zoom操作の関係等で開始時刻に遅れが生じたものの、参加者のアンケート結果は好評であったため、今後も同様の企画を継続し、公認会計士と弁護士の連携を深めていくことを計画しています。

日時

2020年12月9日(水)

場所

オンライン開催(Zoom)

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