当センターは、下記の要領で、裁判員裁判の模擬評議プログラムを実施して参りました。

【日時（講義時間）・場所】
・令和元年７月２０日（土）９：３０～１１：３０（１２０分）
・パナソニックソリューションズジャパン株式会社（社内勉強会）

【派遣講師人数】
・１名

【対象・実施方式】
・同社役員並びに財務部及び経理部社員合計６名
・刑事模擬裁判に関する裁判劇ＤＶＤを鑑賞し、模擬評議（討論）を実施。

【実施概要】
・この度は、パナソニックソリューションズジャパン株式会社の社内勉強会に講師を派遣いたしました。同勉強会では、仕事以外の非日常体験を通じて自己研鑽・自己成長をすることを目的にあらゆる社会問題をテーマとした企画を定期的に開催されているとのことであり、過去には、浅間山荘事件のルートを辿るなど興味深い試みもされたとのことでした。
また、本講義に先立って、裁判員裁判に関する書籍を読まれ、講義前日には、東京地方裁判所で実際の刑事裁判の法廷見学を行われるなど、非常に熱意をもって取り組んでいただきました。
・今回は、兄弟間の殺人被疑事件を題材として、参加者に裁判員の立場に立って議論を行っていただきました。
当該事件に関する写真や鑑定書等の証拠資料についても熟慮検討いただき、複数の見方につきご意見をいただきました。社会経験を有する皆様ならではの経験則に基づく発言などもあり、正解のない問題について充実した議論を行っていただきました。結論も全員一致はせず、お互いに普段の職場とは違う一面なども感じていただけていれば、嬉しく思います。
・末筆ながら、同社の社内では実際に裁判員に選ばれた方がおられるとのことであり、参加者の皆様が、裁判員裁判を身近に、前向きに捉えていただいていたことをとても心強く感じました。

【備考】
・当センターでは、一定数以上の社内勉強会などにも講師派遣を行なっておりますので、講師派遣をご希望の際は、お気軽にご相談ください 。

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