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模擬評議の実施レポート<平成27年11月17日・24日 青山学院大学>

当センターは、平成27年11月17日及び24日の2日間にわたり、青山学院大学渋谷キャンパスに各回7名の委員を派遣し、学生に模擬評議を体験していただきました。

今回の講師派遣は、過去3回の派遣と同様、法学部2年生の「憲法」の講義2コマ(各回90分)を2週にわたって利用し、約150名の学生を対象に実施しました。
評議資料や進行などを毎年バージョンアップしており、学生のみなさんがより興味を持って参加していただき、より心に残る授業になるよう、試行錯誤を重ねております。その甲斐あってか、学生のみなさんから毎年ご好評をいただいております。

さて、模擬評議の内容ですが、大教室で隣席する学生6~8名を1グループとして、150名の学生を約25グループに分け、グループ毎に、弟が兄を死なせてしまった殺人被告事件を題材に、①被告人に殺意があったか否か、②被告人に正当防衛が成立するか否か、を議論した上で、法学部生であることも考慮して、③成立する罪名と④どのような刑とするか(量刑)についても評議をしてもらいました。
さらに、グループ内評議に終わらず、各グループの評議結果の発表と、他のグループに意見を聞いた上での議論も行いました。

今回の講義では、11月17日に、弟が兄を死なせてしまった殺人被告事件の裁判劇DVDを学生に鑑賞してもらった上で、残りの講義時間で、グループ毎に評議をしてもらいました。
法学部生ということもあり、法律知識を用いた議論に努める姿勢があった一方で、議論が迷路に入り込むグループも多く、そのようなグループには、派遣講師が積極的にサポートをするようにしました。

そして、各グループには、講義時間外でも各々評議を進めていただき、2週目の11月24日の講義で、各グループの評議結果の発表と、他のグループに意見を聞いた上で、さらに議論をしてもらいました。

法学部生であっても、模擬裁判や模擬評議を経験する機会はなかなかないと思いますので、学生にとって、この経験がプラスの財産となれば嬉しい限りです。

      

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