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模擬評議の実施レポート<令和6年1月27日 共立女子高等学校>

【日時・場所】
・令和6年1月27日(土) 8時45分~10時45分
・共立女子高等学校

【派遣講師人数】
・3名

【対象・実施方式】
・高校生3年生 3クラス 約100名
 1クラスに1人の弁護士という体制で法教育授業を行いました。

【実施概要】
 2時間の持ち時間の中で、まず初めに裁判員裁判のおおまかな説明をし、201号法廷劇を見てもらいました。その後、5人ほどの班に分かれてもらい、殺意の有無と正当防衛の成否について話し合ってもらい、その際に弁護士が各班に回って質問を受け、話を聞く機会を設けました。担当の先生に、弁護士が回ってきた際に質問するよう促していただいたおかげで多くの質問があり生徒さんがとても熱心であると感じました。
 そして、班の代表者に発表してもらう際には、結論とそれに至った理由、201号法廷劇とは関係のない弁護士へのざっくばらんな質問を一つ以上出してもらいました。
 質問では、弁護士になったきっかけや、1日何時間勉強したのか、これまでで大変だった事件の感想、アメリカの陪審制と日本の裁判員の違い、海外の捜査の実情、開示請求、弁護士バッチを無くしたらどうなるのか、弁護人としては絶対に有罪だと思っているのに被告人に無罪を主張されたらどうするのか・その時の気持ちの整理の仕方等々、色々な角度の質問をいただきました。
 生徒さんがとても活発で、双方向のコミュニケーションを取れたことをとても嬉しく思います。

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