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裁判員制度センター

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模擬評議の実施レポート<平成27年1月15日 東京都立武蔵村山高等学校>

平成27年1月15日(木)、当センターは、東京都昭島市にある武蔵村山高等学校に、2名の委員を派遣しました。大学入試センター試験を直前に控えた高校3年生を対象とする模擬評議を行いましたが、授業を休む生徒はほとんどおらず、皆熱心に取り組んでくれました。

弟が兄を死なせてしまった事件を題材にした裁判劇のDVDを見てもらい、刑事裁判のルールやポイントとなる点について一般的な説明を行ったうえ、被告人に「殺意があったのか否か」という点について、6~8名ずつの班に分かれ、模擬評議をしてもらいました。

残念ながら、授業時間の関係上、模擬評議の時間が短時間となってしまいましたが、生徒たちは、時間いっぱいまでしっかりとポイントをついた議論をしてくれました。

講師が各班を回って評議の様子を見ていたところ、犯行時の行動を自ら再現しながら議論を行うなど、白熱した議論がなされていました。

評議の後に、各班で評議をした結論とその理由を、各班の代表者に発表してもらいましたところ、被告人の犯行時の行動を綿密に検証する班や、犯行動機に着目して結論を導く班など、多様な意見が出てきました。

間もなく二十歳を迎える高校3年生にとって、裁判員はそう遠い将来の話ではなく、数年後に彼(女)らが選任される可能性も十分にありえます。今回の模擬評議の経験が、生徒達の将来に生きてくれればとても嬉しいです。

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