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裁判員制度センター

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模擬評議の実施レポート<平成29年10月24日・31日 青山学院大学法学部>

当センターは、下記の要領で、裁判員裁判の模擬評議プログラムを実施して参りました。

【日時(講義時間)・場所】
・平成29年10月24日及び同月31日(各日90分)
・青山学院大学(青山キャンパス)

【派遣講師人数】
・各日共に4名

【対象・実施方式】
・法学部二年生 約60名。
・8名1グループとして8グループを編成し、刑事模擬裁判に関する裁判劇DVDを鑑賞し、各グループでの模擬評議を経た上で、全体での討論を実施。

【実施概要】
・青山学院大学の『憲法』の授業に、本プログラムをご活用いただきました。裁判員裁判制度を学生に
 模擬体験いただき、憲法学の視点からも同制度を検討する機会として頂けたかと思います。

・青山学院大学での講師派遣は、本年で6年連続6回目です。毎年学生からご好評をいただいておりま
 す。当センターも今後裁判員を担う学生に制度広報の機会をいただき、ありがたい限りです。

・週を跨いで、二日間でプログラムを実施しました。殺意及び正当防衛を題材とする事案について、一日
 目に裁判劇鑑賞及び模擬評議を行い、二日目に、全体での討論を行いました。一日目と二日目の間に、
 各グループで授業時間外に評議を続けていただき、二日目に、評議結果に関するレポートを提出してい
 ただきました。

・例年に比して、受講生徒数がやや控えめでしたが、参加された生徒は意欲にあふれる生徒ばかりでし
 た。普段の授業から、少人数グループでの討論を行っているとのことであり、どの生徒も議論慣れを
 している印象を受けました。また、今年度から、インターネット掲示板を通じた討論システムを取り
 入れたとのことであり、各人が集まって十分に議論できなかった点についても、充実した議論がなさ
 れたようでした。紙面いっぱいのレポートが提出され、全体での討論においても活発な議論がなされ
 ました。法学部の二年生ということもあり、担当講師にも熱が入り、やや専門的なお話もさせていた
 だきました。

・一日目と二日目に、それぞれ経験豊富な弁護士による質疑応答の時間をとりました。多くの質問をい
 ただきました。

【備考】
今回のプログラムは、二週にわたるやや特殊な形式での実施でした。当センターの派遣講義では、可能
な限り、ご希望に沿ったプログラムをご用意させていただいておりますので、講師派遣をご希望の際は、
お気軽にご相談ください。

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