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裁判員制度センター

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模擬評議の実施レポート<平成26年11月20日 白井市民大学校>

平成26年11月20日、当センターは、千葉県の白井市民大学校に、2名の委員を派遣し、シニア学部1年生の28名の生徒さんに、模擬評議を体験して頂きました。

白井市民大学校では、様々な分野について講義がなされており、生徒さん達は、入学から卒業まで2年間、自分の希望する講座を受講して勉強されているそうです。

当センターは、今まで3回お招きいただいており、毎回、模擬評議では、生徒さん達の活発な議論が展開されていましたので、当日派遣された講師達も平均年齢67歳の生徒さん達がどのような議論をされるのか興味深々で講義に臨ませて頂きました。

今回の講義では、派遣講師が簡単に裁判員裁判の制度について解説した後に、弟が兄を死なせてしまった事件の裁判劇DVDをもとに被告人に殺意があったか否か、正当防衛が成立するか否かについて、議論してもらいました。

模擬評議は、14名ずつ2組に分かれて行わせて頂きました。

どちらのグループでも、皆さんが積極的に発言され、講師が指名しなくても、全員が発言されていたのが印象的でした。

また、内容面でも、生徒さんのお一人が発言されたのに対して、他の生徒さんが違った視点から意見を述べられる等、一つの事柄に対し皆さんがそれぞれの視点で自由に発言されており、理想的な議論が展開されていました。

さらに、議論が白熱する中でも、ところどころ笑いが起こるなど、大変楽しい雰囲気の中議論が展開されていました。

期待をはるかに上回る議論が展開されており、派遣講師も大変楽しませて頂きました。

講義の間には、休み時間もあったのですが、その際にも、皆さんが熱心に派遣講師のもとに質問に来て下さいました。

中には、裁判員候補者に関する通知についてのご不満等もあり、当センターとしても今後検討していければと考えております。

白井市民大学校の生徒の皆さんが議論されているご様子を拝見して、やはり多数の裁判員が集まり、各自の意見をぶつけ合うことは大切だと再認識させて頂きました。

裁判員に選任された際には、是非今回のように積極的に発言して頂ければ嬉しく思います。

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