当センターは、下記の要領で、裁判員裁判の模擬評議プログラムを実施して参りました。

【日時（講義時間）・場所】
・平成２９年３月４日（約９０分）
・豊島区立明豊中学校

【派遣講師人数】
・２名（クラス合同で、１部屋で実施）

【対象・実施方式】
・中学２、３年生　約２０名。
・８名１グループとして３グループを編成し、刑事模擬裁判に関する裁判劇ＤＶＤを鑑賞し、各グループでの模擬評議を経た上で、全体での討論を実施。

【実施概要】
・豊島区立明豊中学校は、キャリア教育に力をいれている学校で、そのキャリア教育の一環として、本プログラムを活用いただきました。講義実施日は、当センターの他に、１０ほどの団体の外部講師が招聘され、生徒が授業を選択できるようになっているとのことでした。

・本プログラムを選択していただいたということもあり、裁判に対する生徒の関心も、相当に高いように感じました。裁判劇鑑賞時には、しっかりとメモをとり、議論の中では証人の供述態度への言及など、実務家でも悩まされる問題にも、実際に裁判員になったつもりで取り組んでもらいました。

・短い評議時間の中でも活発な議論が見られ、授業の終わりに短時間の質問時間をとった際には、懲役や執行猶予など、授業時間で扱いきれなかった問題についての質問もなされました。

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