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模擬評議の実施レポート<令和6年3月11日 荒川区立第五中学校>

【日時・場所】
・令和6年3月11日(月) 10:45~12:35
・荒川区立第五中学校

【派遣講師人数】
・4名

【対象・実施方式】
・中学3年生 3クラス 約100名
 酔って暴れていた兄を弟が布団の上に押さえつけ、窒息死させてしまったという事案の裁判劇(DVD)を3組クラス毎に鑑賞し、その後、裁判劇中の弟の殺意の有無について、1グループあたり4、5名程度に分かれて模擬評議を行いました。

【実施概要】
 DVD鑑賞後、刑事裁判のルール(証拠裁判主義、疑わしきは被告人の利益に)や、殺意の考え方についての説明を行い、裁判劇中の弟の殺意の有無についてグループ毎に議論してもらいました。
 グループ毎に、学校が用意したホワイトボードに意見を記入して黒板に貼り、クラス全体でディスカッションをしました。
 生徒それぞれが自分の意見を、根拠をもって示すことができていましたが、ヒントや具体例を示すと、より様々な意見が出て、議論が深まりました。
 講義を通じて、少しでも刑事裁判や裁判員制度に興味を持ってもらえればと思います。

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