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模擬評議の実施レポート<平成28年3月9日 世田谷区立瀬田中学校>

平成28年3月9日、世田谷区立瀬田中学校の3年生、3クラスを対象に、模擬評議のための講師の派遣を行いました。

3年生の3月ということで、既に受験も終わり、あとは卒業式を待つばかりという中、社会についての仕組みを学ぶため、この模擬評議の授業を企画してくださったそうです。

今回の模擬評議では、弟が兄を死なせてしまい殺人罪に問われた事件のDVDを視聴してもらい、講師の簡単な説明の後、5,6名程度のグループごとに評議をしてもらいました。機材トラブルもあり、ハラハラしましたが、DVDを半分くらいは事前に見ていただいたので、比較的、時間に余裕をもって、じっくり評議をすることができました。

争点は、「殺意の有無」と「正当防衛の成否」という、大人でも難しいものでしたが、様々な視点から意見をぶつけあい、活発な議論がなされていました。

 「難しすぎて、みんな、何語を話してるのか分からないよー(笑)」とぼやいていた生徒さんもいました。そうなんですよ、法律って難しいんです。もっと分かりやすく説明してあげられたらな、と思う反面、人が人を裁くということの大変さを実感できたなら、良い勉強になったのではないかと思います。

きっと、今日の生徒さん達の中からも、将来の裁判員が出てくるかと思います。そのときに、今日の授業のことを、僅かでも思い出してくれたら幸いです。

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