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裁判員制度センター

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模擬評議の実施レポート<平成29年2月15日 都立板橋有徳高等学校>

平成29年2月15日,当センターは,東京都立板橋有徳高等学校に,6名の委員を派遣し,高校1年生の生徒さんに,模擬評議を体験していただきました。

同校には,これまでに何度も当センターの模擬評議を体験していただいております。

今回は,酒に酔い暴れる兄を弟が押さえつけたところ兄が死んでしまったという事件の裁判劇のDVDを視聴し,殺意があったか否か,正当防衛が成立するか否かという点を評議してもらいました。

まず,学年全体で集まり,派遣講師1名が,裁判や裁判員裁判制度について概括的な講義を行いました。そして,裁判劇を見るにあたっての注目ポイントについても説明した上で,DVDを鑑賞していただきました。

その後,各クラスに移動して,5~6名のグループに分かれて模擬評議を行いました。私が担当したクラスでは,最初から活発に意見が出され,話をしているうちに益々白熱していきました。話し合いの途中でも,講師に対し,積極的に質問をする生徒さん達の姿勢がとても印象的でした。

模擬評議を終えてから各班の結果を発表してもらったのですが,殺意の有無についても,正当防衛の成否についても,生徒さんから様々な発表があり,もっと時間があれば,さらに踏み込んだ話ができたかなと思いました。

当センターでは,今回のような概括的な講義,DVD鑑賞,模擬評議,講評を全体で4時限使用するような講師派遣も行っております。司法を身近に感じていただく体験だけにとどまらず,教育活動のなかでも有意義なものとなるよう心がけておりますので,是非ご活用下さい。

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