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模擬評議の実施レポート<平成28年1月28日 東海大学付属高輪台高等学校>

平成28年1月28日,東海大学付属高輪台高等学校に弁護士1名を派遣して,3年生1クラスを対象に裁判員裁判の模擬評議を行いました。東海大学付属高輪台高等学校での模擬評議は今回で3回目となります。

今回の模擬評議では,当センターが作成した,弟が酔っぱらって暴れる兄を押さえつけて死亡させてしまった事件の裁判ドラマを見てもらい,弟に兄を殺す意思(殺意)があったのか,なかったのかを6名程度のグループに分かれて議論してもらいました。

意見が割れたグループは,各自が自分の意見を支える理由を述べ合って,白熱した議論を行っていました。最初から意見が一致したグループもありましたが,講師の弁護士が反対の立場から意見を述べることで反対の立場を踏まえて議論を深めていました。証拠を基に自身の結論を導き,他者と議論する経験はあまりなかったと思いますが,参加者の皆さんが自分の意見を持って,真剣に議論していたことが大変印象に残りました。

模擬評議後に各グループに,結論とその結論を支える主要な理由を説明してもらいました。殺意を認めたグループと認めなかったグループがほぼ半数に分かれるという結果でした。同じ事件で結論が別れるということから,これという正解が存在しない問題があること,大切なことは自分の頭で考えて結論を導き,他の考えを持った人と筋道立てて議論を行うことであることを生徒の皆さんに理解していただけたのではないかと思っています。

今回の模擬評議が,法律について親しみを持つきっかけとなり,将来,実際に裁判員に選任された際の一助になればとてもうれしく思います。

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