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裁判員制度センター

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模擬評議の実施レポート<令和元年12月4日 都立深川高等学校>

当センターは、下記の要領で、裁判員裁判の模擬評議プログラムを実施して参りました。

【日時(講義時間)・場所】
・2019年12月4日(水)13:10~15:00(110分)
・東京都立深川高等学校

【派遣講師人数】
・5名

【対象・実施方式】
・高校1年生8クラス 約320名
・剣道場にて全員で裁判劇を鑑賞した後、8名を1グループとしてグループを編成し、剣道場と柔道場に分かれて各グループでの模擬評議を経た上で、それぞれ発表を実施。

【実施概要】
・弟が酒に酔って暴れる兄を押さえつけて死亡させてしまったという殺人事件の裁判劇DVDを鑑賞してもらい、争点である「殺意の有無」について、評議をしてもらいました。
・大人数での実施であることや当日の機材トラブルの影響で、裁判劇を途中でカットし、また、評議の時間も限られてしまいましたが、短時間の中でも、生徒さんたちは、ポイントをよく押さえて、証拠資料をもとに積極的な議論をしてくれました。評議の際には、担当弁護士が各グループを回りながら評議をお手伝いさせて頂きましたが、講師に対し、積極的に質問をする生徒さんもいました。
・評議後、グループ毎に結論と理由を発表してもらいましたが、それぞれ結論や議論した点が異なっており、生徒の皆さんが自分の頭で考え、一生懸命議論したことの証と思いました。
・生徒さんには、今回の裁判員体験を忘れず、将来、実際に裁判員に選任されたときに活かしてくれるよう期待しています。

【備考】
 当センターの派遣講義では、今回のプログラム以外にも様々な素材を用意しており、可能な限り、ご希望に沿ったプログラムを実施させていただいておりますので、講師派遣をご希望の際は、お気軽にご相談ください。

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