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裁判員制度センター

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模擬評議の実施レポート<令和7年12月9日、16日 青山学院大学>

当センターは、下記の要領で、裁判員裁判の模擬評議プログラムを実施して参りました。

【日時(講義時間)・場所】
・1日目 令和7年12月09日(火)13:20~14:50(90分)
・2日目 令和7年12月16日(火)13:20~14:50(90分)
・青山学院大学(青山キャンパス)

【派遣講師人数】
・各回共に5名

【対象・実施方式】
・大学2年生(学部は様々) 約84名
・5~6名を1グループとしてグループを編成し、刑事模擬裁判に関する裁判劇DVDを鑑賞し、各グループでの模擬評議を経た上で、各グループによる模擬評議結果の発表、担当講師による講評、派遣された弁護士への質疑応答を実施

【実施概要】
・青山学院大学の「憲法」の授業に、本プログラムをご活用いただき、週を跨いで、2日間で本プログラムを実施しました。
・殺意及び正当防衛を題材とする事案について、1日目には、裁判劇DVD鑑賞及び各グループに分かれての模擬評議を行い、2日目には、各グループによる模擬評議結果の発表及び担当講師による講評を行いました。
・各グループによる発表に際しては、各論点(殺意の有無、並びに、正当防衛の成立要件のうち急迫性及び相当性の有無)の評議の結果と、そのような結果とした根拠となる事実・証拠を述べてもらいました。
・本年6月に青山学院大学1年生向けに同様の授業を行ったときの経験を踏まえ、裁判劇のDVD鑑賞前にポイントとなる各論点の説明を行ったところ、どのグループも各論点につき的を射た議論を行いながら、スムーズに評議結果メモの作成を進められており、中には量刑の議論まで進んでいるグループもありました。
・今回の授業では、各グループによる評議結果は、各論点での結論がほぼ半々に近い形で分かれることとなりました。そのため、学生の皆様には、同じ事実でも人によりその評価は様々であることを実感していただけた授業となったのではないかと思います。
【備考】
当センターの派遣講義では、可能な限り、ご希望に沿ったプログラムをご用意させていただいておりますので、講師派遣をご希望の際は、お気軽にご相談ください。

以 上

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